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老魔導師と猫耳従者  作者: 徳傳惣吉
18/23

トーバの過去

老け専辺境伯を連れて歩くトーバ…上目遣いを

感じながら歩いている。

トーバ達は老け専辺境伯を連れてヴィストルと

別れた…



トーバ「…ミラール…上目遣いで儂を見るのを止めなさい…」



ミラール「だって…さっきのヴィストルさんも中々だったけど…トーバの方がイケメンなんだもん♪」



ロミス「こりゃ筋金入りだね…」



ミーツ「あの人に預けようものなら…あぁ怖い…」



メアリス「ミラール…トーバから離れろ…」



ミラール「……」



トーバ「…1つ良い話をしてやろう、あやつについてだ。」



メアリス「何…?」



トーバ「あやつが20年前に経験したことらしいが…なんでも旅の途中でエルフと人狼の女性が

人買いの手に渡り売られそうな所を目撃したそうでな…」



ロミス「それで…?」



トーバ「あやつは呪いで人買いを凝らしめた後何をしたと思う?」



ミーツ「まさか…」



トーバ「その通り、奴は全員を家に連れ帰ったのじゃよ、それから一年が過ぎて皆奴の子供を妊娠、出産したのじゃ…どうじゃ、ミラール…言うことを聞かぬとあの助平の所に送ってしまうぞ…」



ミラール「こ、怖い…わ、分かったよ…大人しくするよ…」



トーバ「ミーツや次は火のに会わねばならぬが…奴は今どこにおる…?」



ミーツ「は、はい…火の魔導師様はルダン山の

神殿にて隠者の様な生活をしているとの事で…」



トーバ「あやつは世間離れしているところがあるからな…多分俗世間に疲れた…と言う感じじゃろうな…」



ロミス「仙人みたいな人もいるのねぇ…」



ミラール「…ルダン山?」



ミーツ「ルダン山と言うのはこの湖から遥か西にある聖なる山です、帝国側の人間が知らないのも

無理はありません。」



トーバ「その通り…儂が登ったのは…そうさな…

50歳の時よ…儂の育ての親だった宮廷魔導師を

弔うために遺骨を聖なる山の頂きから散骨するためにな…」



メアリス「トーバには実の親はいなかったのか?」



トーバ「皆には言っていなかったが…儂はこの世界の者ではないのだよ、違う世界の人間なのじゃ…」



ミーツ「…話の通りでしたね、たしか…日本とか言う国から生まれた直後に…だと。」



ロミス「…そうだったの…?」



トーバ「ミーツ…何故お前さんが知っておる…」



ミーツ「それはまだ言えません…」



ミーツが何故知っているのか…不思議なものだ…







ルダン山 神が世界を作り終えた後に休息を

するために土を盛り上げて造ったと言われている。今は山頂に神殿があり、そこに火の魔導師が

隠者の様に暮らしている。

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