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老魔導師と猫耳従者  作者: 徳傳惣吉
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水の魔導師ヴィストル!

人物紹介 ヴィストル (126) 男性



水の魔導師、代々学者の家系だったが、魔術に対して興味をもち、血の滲む様な修練の後魔術を体得し、五大魔導師の一員になる、老齢の為いささか耳が遠い。

トーバ達はまだ夜も明けきらぬ内に宿を出て

湖への道を急いだ…。



ロミス「ふわぁぁ…トーバまだ早いし、水の魔導師さんも寝てるんじゃないの?」



トーバ「あやつは朝早くから起きて学問や修練を欠かさない奴じゃ、それに学者肌じゃからな…

大概の事を知っとる…」



ミーツ「それは…今回のことも聞き出せそうですね。」



メアリス「そうかも知れない…だが、前回の様に

邪魔が入るのではないか…?」



トーバ「なぁに、奴は直ぐに察知して結界を張っているさ…。」



トーバ達は湖の近くに着いた…



ミーツ「トーバさんの言う通りでしたね、結界が確りと張ってあります、私達は通れますから大丈夫ですよ。」



トーバ「…知っていたか…。」



ロミス「ねぇ、トーバ、その水の魔導師さんは何歳なの?前の人は100歳を越えていたけど…」



トーバ「あやつよりも20歳上じゃ、その代わり

耳が遠くてな…妻帯者じゃが、30年前に死に別れておる。」



ミーツ「120歳台…」



メアリス「妻帯者…他にもいるのか?」



トーバ「うむ、新婚のわしとあやつと水のと、

火の奴じゃろうな、風のはまだじゃな。」



トーバは説明しながら歩き、湖畔の小屋まで来た…



ロミス「あれ?あの小屋から明かりが漏れてるけど…もしかして…。」



トーバ「うむ…」



ガチャリ…



???「んあ…誰だえ…儂の小屋に入ってきたのは…」



トーバ「ヴィストル…パンを食べた後寝てしまったのじゃろう…口の回りに食べかすがついているぞ…」



ヴィストル「おや…その声はトーバではねぇかね…10年ぶりだのぅ、元気だったかえ?…その女性三人組は誰だえ?お前さんの女房かね。」



トーバ「むぅ…それも良かろうがなぁ…

ミーツは儂の従者、メアリスは儂の女房殿、

ロミスは仲間じゃ。」



ヴィストル「ふぅん…メアリス…何処かで聞いた事がある名前だのぅ…」



トーバ「それはそうと…儂らが入れる結界を張っていたのだ、北の大国が関わっているな?」



ヴィストル「ふむ、流石儂につぐ知識人じゃな、

あの欲ボケとは大違いよの。」



メアリス「欲ボケ…」



ロミス「あぁ…なるほど。」



ミーツ(何…この空気?)



ヴィストル「実はな…」







ヴィストルが発しようとせん言葉…一体なんなのであろうか…?

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