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老魔導師と猫耳従者  作者: 徳傳惣吉
10/23

子爵VSトーバ!!

緑の魔導師は基本的に戦いを好まない者が多く、

戦ったとしてもそんなに強い力は出せない、

だがトーバは魔力が強いので攻撃力にも影響を

及ぼす、果たして…どうなるのか…

トーバ達はクードバルの話術の始まった頃に

眠りに着いた…



トーバ「むむ…もう朝かや…さぁて起きるか…」



ミーツ「あ、トーバさんお早うございます。」



メアリス「ふわぁぁ…」



ロミス「あ、三人ともお早う、まだクードバルさんの話術続いてるの?」



トーバ「あぁなれば大概の女性はあのじいさんの毒牙にかかったも同然じゃよ。」



レーミス「アハハ…そうだな、クードは面白いなぁ…」



クードバル「いえいえ…面白いのはこれからでっ…と、トーバ見よ!儂の腕前を!!」



トーバ「うるさい!どや顔するなっ!」



レーミス「あぁ…貴殿等に伝えておかねばな、

クローヴィル子爵は今日の昼にこの近くのクルドン川で村に対して奇襲をかけるようだ、止めるなら今のうちだ。」



トーバ「良いのかね?仲間を売って…」



レーミス「もうクードバルから離れたくないし、

クードバルの故郷を無くすことはしたくない。

だからだ…」



ロミス(なるほど…ここまでになるなんてね…)



トーバ「ふむ…これは長丁場になるかのぅ…」



ミーツ「早めにいかないと…体調は大丈夫ですか!?」



トーバ「なぁに…儂等には"幸運の女神様"がついておるからのぅ…」



とトーバはロミスの方に振り向いた…



ロミス「え!?アタシ!?」



場所は変わり…クルドン川…



クローヴィル「まだ来ませんか…騎士団長…

全くもって使えませんねぇ…」



兵士「一体どうなされたのでしょうか…」



クローヴィル「何…来なければ断罪するまでですよ、只それだけの事…」



兵士「た、ただ…それでは上層部の方々が…」



クローヴィル「貴方達兵士は気にしなくても宜しい、さぁ早く持ち場に戻りなさい。」



兵士「はっ…」



とその時後部の林から長い蔓が出てきた…



兵士「う、うわああっ!!」



クローヴィル「どうしました!?」



メアリス「白き騎士の名において命ずる、敵の力を無力化せよ!!」



とメアリスが唱えると敵の攻撃力、防御力が一気に下がっていった…



ミーツ「さぁて、ロミスさん出番ですよ!」



ロミス「あいよ!!」



とロミスが出ていくと村人達が弱りきった兵士達を縄でぐるぐる巻きにしてしまった。



クローヴィル「くっ…!!私をここまで馬鹿にするなんて…緑の魔導師!!出てきなさい!!」



トーバ「やれやれ…子爵殿…もっと平和的に出来ませんかねぇ…儂等だってこんな事はしたくないのですぞ?」



クローヴィル「貴方方の話は一切聞きません!

黙って魔力を差し出しなさい!!」



トーバ「ふ~…大地の神よ、この悪党に罰を与えたまえ!!」



トーバが唱えるとクローヴィルの足元から棘が

出て来てクローヴィルを縛り上げた…



クローヴィル「ギャアアアッ…!!!!止めろ…

止めてくれ…!!!!」



トーバ「ならばさっさと兵を引き連れて帰ることだな、でないと…」



クローヴィル「わかった…分かったから…!!

この村には手を出さない…!うわっ…血が…血が!!」



トーバ「よし、ならば終わりじゃ…」



クローヴィル「グハッ…!!ハァ…ハァ…覚えていろ…撤退だっ!!」



クローヴィルと兵士達は脱兎の如く逃げ帰った…



メアリス「ふうっ…こんなに早く片付くとは…」



ミーツ「本当ですね…ロミスさんの作戦が当たりましたね。」



ロミス「フフっ…即興で考えた作戦が上手くいくなんてね…」



トーバ「全くじゃよ、ふぅ…今日は疲れたのぅ…

早めに休むとしようか…」









裁きの棘 トーバが50歳の時に習得した技で

大地の神の怒りを棘に込めて敵を縛り上げる

技、この技は体力を使うため回復しながらでないと使えないのが難点

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