【あらすじ】スペクターズ・ガーデンにようこそ!
これはあらすじです。物語の結末まで書かれております。
本編は http://ncode.syosetu.com/n2504t/ で公開中です。
作品を読んでいない方はご注意を。
間が悪いために誤解されやすい結衣にはスペクターと呼ばれる存在が見えている。しかしそのことを知っているのは、親友の葉子だけだ。
高校二年に進級し、初めて葉子と別のクラスになった結衣は不安でしょうがない。また、スペクターに襲われたことで怖がるようになってしまった。そんなとき、結衣はコノミと友だちになる。恋愛話好きのコノミの影響を受け、葉子の父が経営している花屋で働く二人の青年たち――一人は葉子の兄であり不器用で口下手だが思いやりのある弥勒、もう一人は弥勒の友人であり結衣をからかうのが好きだが根は優しい典兎――との付き合い方に変化が生じる。
葉子が病気で欠席したと聞いて上の空だった結衣は、コノミを怒らせ葉子の悪口を言われる。それをきっかけに結衣はスペクターを刺激してしまい、窓ガラスにひびを入れてしまった。コノミに迫られ、彼女から葉子も彼女自身もスペクターであることを明かされた結衣は命を狙われる。コノミに殺されかけたものの、結衣は弥勒と典兎によって助け出された。花屋は表向きの仕事であり、裏で彼らはスペクターと人間の問題を解決するスペクターズ・メディエーターをしていたのだった。
結衣は弥勒と典兎から、スペクターが感情を糧にして奇跡を起こす存在であることを教わる。そして、コノミに襲われて植物の種子に姿を変えていた葉子が結衣の前に現れた。病気というのは嘘だったのだ。スペクターを暴走させる危険があることをコノミに指摘され、弥勒からスペクターズ・メディエーターに必要な《姿や形に囚われず、本質を見抜き認める力》があると言われた結衣は、スペクターを暴走させないためにも、弥勒と典兎の下でスペクターズ・メディエーターになるための修行をすることに決めるのだった。
あらすじを読んで興味をもたれた方は是非とも本編もあわせてご覧になってください。
よろしくお願いいたします。




