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街灯

作者: ta-kc

夏の真夜中を歩く

どこでもいいから遠く

ほんの少しでもいいから遠く

途切れ途切れ街灯が灯る道の下を歩く

こんな星空だからどこまでもいけそうな気がして


ふかしたタバコ

真上に吐き上げた煙

街灯の下

無風状態

とどまり淀む

白い幽霊

光の中に形作るのはどんな姿だったか・・・


見上げた街灯

光が目に入ってすこし目を細める

さっきまであった白い煙はいつの間にか風がさらっていって

光は僕の後ろに影を作るだけ

存在がある

僕という存在がそこにある。

夏の匂いとたばこの煙を感じながら・・・

僕という存在がそこにあった。

街灯に照らされた存在が


真夜中の静寂

街灯の光

歩き出す僕

動き出す影

消えていく煙


全部全部この一瞬に

全部全部が僕の一部で

全部全部そう全部全部

光に照らされて


見上げた街灯

光が目に入ってすこし目を細める

さっきまであった白い煙はいつの間にか風がさらっていって

光は僕の後ろに影を作るだけ

存在がある

僕という存在がそこにある。

夏の匂いとたばこの煙を感じながら・・・

僕という存在がそこにあった。

街灯に照らされた存在が

僕という存在が・・・・

照らす街灯


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