表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

インスタントシリーズ

異世界の衝撃の事実をランキング形式でご紹介します

作者: 井村吉定

 あなたは異世界と言えば、何を思い浮かべますか?


 多くの人は剣と魔法が飛び交う、夢のような世界を想像するのではないでしょうか?


 でも実際はそうではありません。なら本当はどうなのか、気になりますよね?


 そんなあなたに、異世界に転移してしまったこの私が、異世界の衝撃の事実をランキング形式でご紹介致します。


 え? どうして転移したのか教えてほしい? それはまた別の機会に。何せ話すと長くなりますから。


 それでは、早速始めていきましょう。



 第5位、異世界には忍者がいる。


 忍者はその名の通り忍ぶ者。本来であれば実在しても、その姿を誰にも見せないはずです。


 しかし異世界の忍者は、頻繁にその姿を表し、まるで自分の存在をアピールするかのように、「我こそは忍者!」と声高らかに叫ぶのです。



 第4位、魔法は食べるもの。


 魔法と聞くと、モンスターの退治や、人力だと不便なものに対して使われると思っていませんか?


 実は違います。魔法は食べることができるのです。


 そもそも私達が食事をするのは、食べ物からエネルギーを摂取するため。


 エネルギーの塊である魔法を、食べない理由はありませんよね。



 第3位、鳥形のモンスターは人間より賢い。


 鳥はその小さな身体に、優れた脳を持っています。


 脳はそのサイズが大きくなればなるほど、知能も向上します。


 異世界では、人間よりも遥かに大きい脳を持つ鳥形のモンスターがいます。


 故に人間よりも賢いのです。



 第2位、ドラゴンは空を飛ばない。


 ドラゴンは大きな羽を広げて、空を自由に飛び回っているイメージがあります。


 しかし、ドラゴンは空を飛びません。


 とても大きな羽を持ちますが、重いドラゴンを宙に浮かせるには小さすぎます。


 悲しいことに、羽は空を飛ぶためのものではなく、魚のヒレのように海で泳ぐためのものなのです。



 第1位、勇者は免許制。


 ファンタジーの世界では、勇者は神様に選ばれた人間だけがなれますが、実際は違います。


 誰でもなれるのです。試験に合格し、免許を取得すればその日から勇者を名乗ることができます。


 これだと、魔王を倒す勇者という称号に有り難みを感じられないですよね。



 さて、ランキングは以上になります。楽しんで頂けたでしょうか?


 次もまた読んでいただけると幸いです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 第4位の「魔法は食べるもの」が一番衝撃的でした。あまり美味しそうなイメージはありませんが、強くなるためには仕方ないのかもしれませんね……。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ