僕は弟子入りした
フー
死への対策してマジで正解だった
それにしても、あいつ強すぎだろ
不意打ちって言うハンデもあったとは言えなぁ まぁ次は僕が圧勝するけどね
...ここどこだ?
雲1つ無い空 真っ白な雲でできた床
そこら中に飛んでる天使
多分、神界か天国だろう そう思っていると
「おい!貴様!ここで何をしている!?
ここは、善と正義の神王様に選ばれたエリートのみが立ち入りを許される場所だ!
即刻立ち退きなさい‼︎」
手に槍を持って、全身鎧を着た天使、羽は2枚で
声からして男だろう
そいつが突然話しかけてきた
うっわ
自分の事、エリートとか言う奴 絶対雑魚じゃん つーか力の差も分からない様な奴のどこがエリートなんだよ
...そういえば、僕 力吸われたな
ステータス
名称 全野 超
年齢 14
種族 成長と進化の概念
レベル 1
【称号】(全効果凍結中)
地球初のシステム導入者
無限の可能性を持つ者
システムに??されし者
死の淵より蘇りし者
竜王を殺せし者
魔の支配者
魔の創造者
【ステータス】
体力:1200
{内訳}
生命力:1000
俊敏性:100
筋力:100
魔力:1000
{内訳}
最大保有魔素量:1000
秒間吸収魔素量:10
魔素変換効率:100%
【スキル】(全能力凍結中)
『パッシブ』
全能
『アクティブ』
全能
『ユニーク』
無限成長
全能
『固有』
成長xのy乗:レベル100
重複精神
究理眼
虚無体
闘理
全能
理知
『業罪』
業慢レベル1
業怒:レベル1
業食:レベル1
『概念』
成長
進化
ハァァ!? 雑っ魚‼
ステータスも全部基準値 スキルも無し
...あの野郎ぶっ殺す...!
...まぁ、まずはこの弱体化をどうにかしよう
凍結という事は無くなった訳では無いはずだ
「おい!聞こえているだろう!!返事をしろ!」
とりあえずコイツは無視でいい
種族は概念のままだから干渉は出来ない
「ッ!こ、この不届きものがー!」
ドゴッッ!
...筈だった 天使は槍の柄の部分で僕の横腹を殴ってきた
僕は5m程 吹き飛ばされた後 雲の上を2m程転がった
「ゴ..ォボォゲハグフッ ハーハー
い、痛ぇ ク、クソが...」
とは言え、今、僕がコイツに出来る事も無い
ここで...本当に死ぬのか?
こんな雑魚に負けて?
い、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
た、頼む!何か、何か無いのか!?僕には何も...
とその時
チュドォォォン!!
莫大な熱量を持った光線が天使を完全に消滅させた
「フン、やはりまだまだお前は俺の下の様だな」
え、そんな...嘘だろ...
「こえる」
と、父さん?
「な、何で 父さんがこんな所に?」
だ、だってここは神界で人が来られる訳が...
そ、それにあの光線も...あんな事は出来なかった筈だ...
「簡単な事だ、俺は今、
運命と因果と複製の概念 だ 当然、神界に来る事なんて余裕のよっちゃんイカだ...クフッ
そして、 嫉妬 今は 災妬 だが...によって俺は様々なスキルを得た
俺のステータスを見てみるか?」
あれ、心読まれてる?まぁいいか
どれどれ?
名称 全野 国寅
年齢 46
種族 運命と因果と複製の概念
レベル 123垓
【称号】
真の????
業を?????
災を??????
【ステータス】
意味を成さない為表示しません
【スキル】
『パッシブ』
物理完全吸収:レベル???
魔素完全吸収:レベル???
『アクティブ』
『ユニーク』
『固有』
???殺し
次元の??
『業罪』
業欲:レベル55
『災罪』
災妬:レベル68
『概念』
運命
因果
複製
えぇ 引くわー無いわー
何で概念3つもあるんだよ
しかも、僕と違って成長チートも無いのに
一体どうやってこんな短時間に概念に...
「涙無しには語れない様な色々な事があったんだよ...それは一先ず置いておいて、お前...
だーいぶ弱くなったな」
ウッ! どストレートに言われると傷つくなぁ
事実だけども...
「俺を煽っていた時のあの威勢はどうした?」
しかも、根に持ってやがる‼︎
ちくせう 知恵 めぇ!...今は 理知 だったな
せっかく進化したのにまだ一回も喋ってねぇ
...また、喋りたいなぁ
「フン、まぁいい この俺が直々に鍛え直してやる なーにこれも親の努めだ」
違うと思う
まぁ、ただ力は早く戻したい
背に腹はかえられないか...
ハァ
「お?どうした、こえる
この偉大なる父に何か言いたい事でもあるのか?」
ギリリ
クソ!今は...耐えるんだ
「お、お願い...します
僕を強くして...ください」
「うーん?だーれに言っているんだ?
分からないなぁ ほらいつもみたいに言えよ
お父様って」
ブチッッ!
ここぞとばかりに...いっつもそんな呼び方してねぇわ!
「お、お願いします
お...お父...様」
ニッッッコォォォ
という擬音語がついてもおかしくないぐらいの笑顔で
「いいだろう 我が愚息よ!
この偉大なる父がお前を強くしてやろう‼︎」
そして、僕は父さんに弟子入りした