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お気に入りユーザー登録をしよう
長編小説も読み終え、だんだんと小説を読む事に慣れて来た宮野さん。気持ちに余裕が出てきたのか、他の機能も使ってやろうと思い立ちました。
検索、ブックマーク、しおり機能ときたら、次は『お気に入りユーザー』です。
マニュアルによると「登録しておけば、そのユーザーの新作や活動報告が表示されます」とありました。
つまり、ユーザー画面に切り替えただけで、お気に入りの作者が新作を公開したかどうかが判るのです。
これは気に入った作品に目印を付けるブックマークに匹敵する、素晴らしい便利機能と言えるでしょう!
宮野さんは早速ブックマーク感覚で登録しようとして、作者さんのユーザーページを開き、ふと気付きました。
「この作者さん、長編小説も書いているのか」
以前読んだ短編小説の作者さんの、ユーザーページにずらりと並んだ作品リストに、長編小説も何本かあったのです。
「あの短編は面白かったから、きっと長編小説も面白いに違いない」
こうして次に読む作品候補を見つけた宮野さん。分り易くて面白ければ、ジャンルを問わない人なのでした。