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侵食  作者:
真相
25/30

真相2


 私は、私を救ってくれた人の親友になりたい。……たとえそれで、あなたを失ってしまうのだとしても。


 あなたの記憶を改ざんするのはとても辛かった。あなたの優しさを失ってしまったら、私はどうなってしまうのだろう。泣いてしまうだろうか、後悔してしまうだろうか。


 全てを変えることはできなかった。あなたの記憶から私という存在を消してしまうことができなかった。


 いつも優しかった。そんなあなたを悪人にしてしまうのはとても辛い。


 だから私は未練を残す。『田代加那慧』という未練を残す。


 安心して、あなたには何の罪も無いわ。あなたは叔父を殺していない。私を殺してもいない。そして……田代加那慧に殺されてもいない。


 ……そうそう。私の未練を『田代加那慧』と名付けた本当の意味を、あなたは知りたい? ………良いわ、教えてあげる。


 『他』の世界の私は、心が真っ『白』な私であって欲しい。そして、私はその願いを『かなえ』たい。


 だから、彼の名前は『田代加那慧』。


 ……もしかしたら、もっと違う意味が込められているのかもしれないけれど。それは貴方に教えないわ。だって、その人の全てを知らなければならないなんてことはないもの。秘密にしていたって良いじゃない?


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