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化け猫シリーズ

化け猫ほうむる

作者:帆多 丁
「わたしがいま感じてるのは、あの子の亡骸なんだろうね」

右目に猫の魂を、下腹に魔女の魂を抱え、死ぬことのない娘「化け猫ユエ」
死ぬことはないが、死に瀕するたびユエは思い出を喰われ、なくしていく。
そんな中での結婚生活が終わり、未亡人となったユエは“故郷”である西方の都市シュダパヒを訪れた。

この街で暮らした記憶は既にない。
もし元の名を呼ばれてしまえば、ユエの魂は今度こそ魔女に喰らいつくされる。
それでも、かつて家族だった人に伝えなければならないことがあった。

あの頃の「あの子」の気持ちが胸に入り込み、ユエが後悔の重さに膝をつく。その頃、街では魔女の再来を求めて少女が魔法を組み上げていた。

もうどこにもいない「あの子」を抱いて、化け猫ユエが爪を振る。

シリーズ前話: 化け猫をまつ https://ncode.syosetu.com/n3795jn/
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