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猫をなでる

作者: 弥竹 八

 猫をなでる


 抱っこしてなでる


 嫌がって逃げる。

 

 いつも。



 ゆっくりなでる。


 膝に座らせて、逃げないうちに首をマッサージ


 肩、肩甲骨、背骨に沿って、そっとそっと


 次にお気に入りのブラシでカイカイする


 念入りに、やさしく。



 額を、その小さな頭に寄せると


 ゴロゴロいう。


 細いうなじに鼻を寄せると


 不思議といい匂いがする。


 もう、ほんと可愛くて。


 だから、ゆっくりなでる


 大事になでる。


 ここらでようやく、フニャ~ンと、柔らかくなってくるので


 そっと抱っこする。


「にゃ~」、とかいう猫。


 そして逃げる。


 抱っこギライな猫。


 

 夜中。


 寝てる額をザリザリなめてくる。


 すぐに目が覚めるし、それでもこっちは眠いからうまく抵抗できずにいると


 それはそれは、それはいつまでもザリザリなめてくる。


 ざりざりざり


 結構痛い。


 でも猫の好意はすごく伝わってくる。


 なので困る。


 

 わたしと猫はこういう感じです。


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