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Vorwort  作者: 仁森あお
1/17

プロローグ






どれくらい、歩いただろう。








何千年も歩いた気もするし、ほんの一瞬、移動しただけの気もする。








やらなければならないことがある。





どうしても、変えなければならない。








だから、進まなければならない。










もう二度と、間違わないために。






もう二度と、失わないために。















今度こそ、ハッピーエンドをむかえるために。
























古ぼけたフードを被り、一人歩く者がいた。




一寸先まで闇しか見えないというのに、その足取りに迷いはない。





何か、見えているのだろうか。




かの者の目には、アリアドナの糸が見えているのかもしれない。









…まあ、ボクには知る必要もないことだ。








男が去った跡、嘲笑するようにフルフル揺れた光は、闇に紛れ、消えた。



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