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重複

作者: 生神真原

赤色の太陽を私は空の上から見てる。

白色の太陽を人々は陸の中から見ている。

青色の太陽を君は海の下から見ている。


太陽を見る者の目には

フィルターがかかっていて

見るべき物を少しづつねじ曲げる。


そんなフィルター五指の世界を

私や君が見ている不思議。

それは一つの真理で

世界は重なりあう一つの線だ。


世界は今日も変わらない。

何をするにも排他的で

白色や青色の太陽を赤く染めようとする。


それこそまさにフィルターだ。

人間は人間を否定する生き物だろう。

だた否定をもう一度否定し

肯定に変えることができるのも人間なんだよ。


私はおそらく人間だ。

それでも私は君と同じではない。

私と君は他人と同じではない。


否定の中にある肯定の中で

たった一つの真実は

そこに太陽があるということ。

その認識も一つのフィルターであること。

この世界は有色であること。

私の目に映る色が無彩色であること。


その全てが真実である。

それらは否定されるべき事実であり

肯定され続けた事実の産物だ。


自分を否定し続けないでくれよ。

君もきっと一つのフィルターだ。

私も淀んだフィルターだ。

世界すらもフィルターなんだよ。


これが世界における一つの虚言。

積み重なった世界の言霊。

いつもながら不定期投稿させていただいております。

夏企画に出させていただく詩を鋭意製作中です。7/1日に投稿予定なのでよろしければ是非。


感想もお待ちしております。

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