初対面
カズキと別れて15分ほど立つ。なんか来そうな予感がする。敵とは誰も会ってないみたいだし
それに銃声も何一つない。慎重過ぎる、実際の戦争みたいになっているじゃないか!
プフッ!
「!?」
笑い声が聞こえた。
「あーあー見つかっちゃったか。とても面白かったよ君が警戒しているのが」
敵だ!ヤツの発言が凄くムカついたので反論した。
「おいおい、ナメるんじゃねぇーぜ!俺はお前のこと最初から気づいていたぜ!」
「は?笑ったから気づいたんじゃないの?」
「うるせぇー!!俺は第六感が一般人よりも強いんだ!」
「プフッ!君みたいな低レベルのプレイヤーが第六感とかなんとか。まぁいいや、実際に戦ってみればどっちが強いかハッキリするんだよね」
ふざけたヤツだ!こんなヤツ速攻倒してやる!
「食らえ先手必勝!!」
ゆびきりもエイムも完璧すぎるほど良い!これなら勝った!
「あまい!」
なに!?弾が突き抜けたのに!?スキルか!
「これはスキル『ゴースト』弾を無力化する上に電子機器の影響も受けないのさ。」
弾が食らわないなら敵を倒せないじゃないか!
もう俺の負けは確定なのか・・・
まてよ、弾を無力化するだけなのか?なら勝ちはあるじゃないか!
「フフフッ!この勝負お前の負けだぜゴースト野郎!!」