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いやいやいや、今それどころじゃないよぉ~!  作者: K4K
第四章 トーナメントアリーナ
25/47

ナイファーのニーア

パキッ。

板チョコを食べながら戦況を確認する。

ザックのヤツもう2キルもしてる。



「これは負けてられないな。」



声に出していってしまった。


状況からするには俺は酷い怪我で隠れながら板チョコで傷を治すという人類初挑戦しているところだ。

だから隠れているため声を出すとばれてしまい殺されると言うこともある。


幸いにもバレなかったみたいだ。



「良かっ────」



「え!!酷い怪我・・。大丈夫なんですか?」



バレた!!

だが優しい言葉がだった。

女性だ。エリカさんは「お姉さん」みたいな喋りに対してこの人は「普通」だ。

俺の感じかただが。



「はい、大丈夫です。傷もそのうち癒えてくるので。」


「それは良かったです!もしかしてですが、貴方はSAKAくんではないでしょうか?」


「な、なんで俺の名前を?良く知られてるんですよね。なぜだかわからないですが。」


「あのときの中継で見ました!ゴースト相手にレベル1が勝利して、一躍有名になってますよ!

私も密かなファンなんです!」



あー。あのときのゴースト野郎か。アイツは28レベだっけか?と言うか中継って。liveしてたってことか。

まてよ。これも中継されてるんじゃ?



「スミマセン。この試合も中継されてるんですか?」


「勿論です!でも見てる人は少ないかと思います!」



FFAだからか。FFAは全体のモードの2%ぐらいしか人口いないからな。



「そう言えば名前言ってませんでしたね!私の名前は、『ニーア』っていうの!よろしくね!」


「よろしくニーアさん。ところでニーアさんも普通にFFA参加者なんですか?」


「はい!私も戦えるんです!結構強いですよ!」



戦う女はカッコいいよな。

エリカさんも普通に可愛いし。

ニーアさんも何か西洋の人っぽいんだけど日本人みたいな?

日本語って難しい。



「主に使う銃はなんですか?」


「私は銃メインじゃないの。

いわゆる『ナイファー』ってやつ!だから近距離戦を得意とするステルスタイプって言うのかな?

一応2丁拳銃も装備しているから撃ち合いになっても大丈夫!」


「へぇ~ナイファーですか。それで強いんですもんね。文句なしじゃないですか!」


「SAKAくんにも見せてあげたいけどその怪我じゃ・・・」


「大丈夫です。先に行って下さい!俺は必ず復活するので。」


「分かりました。どうか、死なないでくださいね。」



そんなには酷くは無いはずだ。鏡がないからわからないが。

ラストスタンドを作ったのは俺だ。

さじ加減ぐらいわかる。

だが副作用的なものがショボい。

『怪我を治すには腹を満たせ』って。

面白すぎるだろ。


それにしてもさっきの「オリジナルスキル」

って言葉、何処から出てきたんだ?

作れるのも知らなかったが。

人は死ぬ直前には限界を越えるということだ。



そんなことを思っているうちに

ニーアはいなくなってた。

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