表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いやいやいや、今それどころじゃないよぉ~!  作者: K4K
第三章 FPSには休息が必要
17/47

この世界での痛み

お腹も一杯になった事だし、腹ごなしに戦いたい気分だ!


「KAZUHARA!ちょっと勝負してみないか?」


おそらくKAZUHARAは俺と一緒ぐらいなレベルに違いない。だからいい勝負ができると思って勝負をしかけてみた。


「いいぜ!だが手加減はしないぜ!」


「おう!」


手加減というのはアイツのほうがFPS上手いということだ。

違うぜ。このゲームはFPS何かじゃない。


本物の銃撃戦だ!!


──── 戦闘開始 ────


「本気でいくぞ!SAKA!!」


「ああ!!」


カチッ


ガガガッ


ん!?『ガガガッ』なんか音がエグいな。『LMG』か?


「5-7なんかじゃ俺のことは倒せないぜ。俺の使う武器は『デスマシーン』いわゆる『ミニガン』だ!」




「おいおい。KAZUHARAのヤツ本当に手加減しないつもりだぞ!」


「私がSAKAくんの立場ならこの展開を望むけどね♪」




は!?ミニガンだと!?

卑怯にもほどがあるだろ!?


「それじゃあSee you next time SAKA。」


ドルルルルル!!


「おいぃぃぃ!!!!」


普段じゃ聞けない程の連続音。

初めてのこの世界での痛み。


例えるならジャングルジムのてっぺんから飛び降りて足をグキッって曲がってはいけない方向に曲がったのが全身に響き渡るような痛みだった。

素晴らしい例えだ。




この勝負は俺の負けみたいだ。─────

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ