リーマンショック殺人事件(二)
ガイシャの妹・久美は、命懸けで、捜査に関わろうとする。警察の捜査陣は、守秘義務でがんじがらめにされた、プロ集団だ。民間の素人娘が入り込む余地などない、そんなことをさせるはずもない。久美は、それでも、警察署内に足場を築こうとする。不審者やガイシャ周辺に重点を置いていた捜査陣は捜査に行き詰まり、父親の会社を解雇された者の恨みが身内に及んだ末の犯行という線に捜査の重点を移し始める。まず、派遣社員と季節労働者が捜査線上に浮上する。父親の情報提供の場に居合わせた久美は、警察の捜査陣とは別に姉の事件に関わろうとする・・・・・・。
肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解のないよう、おことわりしておく。
肩の凝らないエンターテインメント小説。いわゆる「経済小説」的要素はないので、誤解のないよう、おことわりしておく。
女コロンボ・久美の参戦
2013/11/12 11:49
(改)