日常4
お互いの気持ちを認識できてからはいつものやりとりに少し変化が出て、イチャイチャ?するようなことも増えてきた。
「ねーねーしょーちゃん?」
「なんすか?」
「なんでさやのこと好きなの?」
「なんでってw」
「教えて」
「さやは俺のなにがいいのさw」
「先にさやが聞いてるのw」
「あほ、天然、面白い、声がかわいい、優しい、かわいい」
「そんだけ?」
「改めて聞かれるとなー。なんか知らんけど好きなもんは好きなんだからしゃーないじゃん。」
「なんか知らんけど好きっていいねw」
「んでさやは?」
「なんだろ?やさしいし、さやの相手してくれるし、顔怖いし、声かっこいいし、見た目30代だし、やくざにいそうだし、顔面凶器だし、見ただけで人殺せそうだからかな?」
「途中悪口じゃね?w」
「さやだってなんか好きなんだもん。」
「ね。改めて聞かれてもわかんないしょ?」
「わかんないねw彼氏とか出きると比べちゃってわかるんだけどなー。大概しょーちゃんのほうが顔怖いとか」
「顔が怖いかは置いといて、相手できたら比べちゃうよねー。そんで全員めでたくさや以下なんだよなー。あ、身長はさやが一番小さいけどw」
「大丈夫。こっちもしょーちゃんが一番老け顔だからw」
「でも俺らも良くこんな関係でお互い彼氏彼女作れるし、関係変えないでいられるよねw」
「さやの中ではしょーちゃんは彼氏出来た瞬間に親友になるからw」
「彼氏いない今は?w」
「付き合ってないけど両思い?あの、告白してないけど好きどおしのすごく楽しい関係w」
「あーなんかわかるかもw」
「しょーちゃんはさやに彼氏出きるとどんな感じなの?」
「普通にショックwせめて処女だけキープしてって願ってるw」
「だから別れたらいつも聞くのかw確かにさやもしょーちゃんが童貞じゃなくなったらやだな」
「残念なことに付き合っても序盤で振られるからねw」
「ほんとみんなしょーちゃんの良さわかってないよね。まぁ多分さやしかわからないと思うしそれでいいんだけどw」
「正直周りの人にあんまり素をだしてないからなー。ほんとに素でしゃべってられるのさやだけだわ。」
「マジ?普通にうれしいんだけど。さやも何も隠さず全部しゃべってるのしょーちゃんだけだよ。処女とか他の人知らないしw」
「まぁ、私処女でーすって言いふらしてる人いたら引くわ。あ、言いふらしてる奴いたわw」
「マジ?」
「マジマジw教室で自分のの処女をオークションにかけてたわ」
この時はまだこの関係に終わりがくるって思ってなかった。