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死の獣  作者: 明日香狂香
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就活

 とりあえず、剣闘士の職を探してみる。しかし、さすがによそ者がふらっと行っても、すぐには雇ってはくれなかった。


「人気の花形商売ですからね。とりあえず、名簿に名前と得意技を書いて。え?字が書けない。はあ、元奴隷だったから。では、あちらで担当のものからの質問に答えてください。割り込まない。列の最後に並んで。」

 10人ほどの列の後ろで、30分ほど待っていると、

「アキナイさん。」

 と、若い女性の声がした。言語ごとに担当が別れている。どうやら、彼女はロウム担当らしい。アキは追っ手をのがれるため、アキナイと名乗ることにした。


「出身は、カリアのザキ。かつて花で有名だったところですね。ロウムの首都で剣闘士として活躍。その後、サーカスの見習い。得意技はカード飛ばし。タロット占い用の薄い板のことですね。子供のころ見た覚えがあります。で、剣闘士希望ですか。それには試験を受けていただく必要があります。当日、模擬試合をしていただきます。手ぶらで結構。食べ物と水は一応用意いたしますが、異国の方で、こちらの水が体にあわないということであれば、水はお持ちいただいたほうがよろしいかと。試合日時は後日貼り出されます。ほかになにか聞いておきたいことはありますか。ちなみに、わたしの年とスリーサイズは秘密です。」

 女は、彼から聞き取った内容を確認した。


 ビール樽のような体系の彼女のサイズを誰が知りたいと思うだろか?それとも、ジョークなのか?


 翌日になると、試験内容が貼り出された。そこには、一週間後にアテナイの城の庭で模擬試合を行うと書かれていた。

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