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旅人のメモ帳

知らない病

作者: 狐囃子 星治

 宇宙人たちは会議の結果、自然を破壊する人類から自然を取り上げる結論が下された。

 早速、地球のあらゆる場所にある木々を宇宙船に積み込み、偽物とすり替えた。

 少しすると、宇宙人たちはすっかり謎の病に侵されて苦しむようになっていた。

 喉の痛み、鼻水、酷いものでは倦怠感や熱を出す者もいたが、幸いなことに死の病ではなかった。

 だが、タチの悪いことに原因の菌やウイルスは見つからず、感染速度は異様に早かった。

 数年後、宇宙人たちは再び地球へとやって来た。


 「おい、あいつら前よりも元気になっているぞ」

 「なんだって、俺たちはこんなに辛い思いをしてるって言うのに」

 「どうやら"カフンショウ"という病が減ったらしい」

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