──エピローグ──
こっちがエピローグですね(笑)
えーと、第二章に繋げるだけの形となっております。
「これが一番酷い結末かあ~。まぁ、確かにそうかもしれないね」
愉快そうに笑う、蒼い髪の青年。
彼の立っている場所は、いつもと同じ名も知らないビルの上。
「しっかし……彼女も卑怯だよねぇ~」
何のことを言っているのだろうか。それは彼にしか分からないだろう。
「僕は別に二週目をやるだなんて全く言ってないのにさ、君が勝手な事を言った。
勿論、僕も乗るけどね。その話!」
彼は右手を上に掲げ、ポーズを作る。
「さて……次は、どんな『悲劇』が待っているのかな?」
パチン────。
音が、瞬く間に反響する。
壁に、空に、人に。
ありとあらゆる場所まで届くその音は、時間というものの常軌を逸する。
「うん……。この感覚は久し振りだね。時間が巻き戻っているよ」
青年はそう呟くと、足元から出現した黒い影に身体を呑まれる。
うごめく影を包んだ彼は、声のトーンを更に愉快そうに上げた。
「よし!今度は僕が参加しよう!彼女より良い結果にしてみせようじゃないか!」
第一章─最悪の悲劇 完
第二章─繰り返される悲劇 未定
お楽しみに!(笑)
出せるとしても多分8月とかその辺りになると思います!