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ランクアップと餌作り

花山が加わりメンバーが6人になった一行。

これ以上仲間を増やすと何かとありそうなので、これでいいとする。

それはそうと山の上にある荒野の国の首都は屈強な軍人も多い。

標高が高いので、自然と強い人間が出来上がるという事なのか。


「それにしても強くなったな、花春」


「うン、でも花山にはまだまだ勝てそうにないよ」


「しかしクラウンの称号を得た人がいると何かと捗りますわね」


花山の冒険者ランクはAA。


なので受けられるクエストもそこに合わせられる事になる。


「でもこの国は首都ならそれなりに賑わってるけど」


「とはいえ国全体で見ると貧しい国なのは確かだ、国としてもどうにもならない事はある」


「首都も下の街や村に比べたら賑わってても、それでも貧しい国なのですわよね」


「こればかりは難しい問題なンだなぁ」


首都は街や村に比べたら賑わっている方ではある。


それでもその貧しさは隠す事は出来ないようだ。


「それはそうとクエストで受けた魔物討伐って、どこにいるンだろう」


「この辺りにいるとは思うが」


「何かの気配がしますわ」


フリージアが感じ取った気配。

そこには討伐対象の魔物の群れがいた。


高い山の上の魔物はフィジカルに優れる魔物が多いとか。


花春達はそれをサクッと倒してクエストを達成する。


「そういえばそろそろあたし達もランクアップ出来そうだね」


「そういえばそうか、ならばイーリアやペリスなどもランクアップしておくといい」


「うン、合流したらここでランクアップ試験受けるよ」


そうしているとイーリア達がクエストを終えて戻って来る。


その上でランクアップ試験を申請する事に。


「ランクアップ試験を四名分ですね、まずは筆記試験を行います、こちらへ」


「行ってくるね」


「うむ、お前達なら合格出来るだろう」


「はい、では少し待っててくださいね」


そのまま四人は奥の部屋に通される。


そこで筆記試験のテスト用紙を渡される。

各自そのテストを順次解いていく。


30分ほどでそのテストを終えた様子。

それを採点してもらった結果全員合格の様子。


そしてもう一つの試験を言い渡される。


「筆記は全員合格です、次は実技試験になります」


「実技?前のテストだとなかったような」


「Eランク試験からは実技試験も行っていただきますので」


「なるほど、だとしたらあたし達三人はそこからか」


花春とサミヨはEランクに、ペリスはFランクに、イーリアはDランクに昇格する。

なので実技試験が各自追加される事になった。


実技試験を受ける者同士の共闘は許可される。


なお試験を受けていない者の共闘は許可されないので、花山とフリージアは留守番である。

その実技試験の内容は各自バラバラのようである。


「とりあえず各自ランクアップの実技試験をこなさないとね」


「三人で行動した方がいいとは思います、まずは街の外でそれを達成してきましょう」


花春とサミヨは魔物の討伐、イーリアは指定された素材の採取なのだとか。


まず三人で行動し、街の外で目的のものを探す事になった。

少しそれを探していると、それぞれ目的のものを見つける。


花春とサミヨは魔物の討伐に成功し、イーリアは目的のものを手に入れられたようだ。


「よっし、各自終わったかな?」


「はい、では報告に行きましょう」


そのまま冒険者クランに戻り報告を済ませる。

そうして無事に四人のランクアップは完了する。


「冒険者証の更新も完了したみたいだね」


「はい、ではまた次のランクを目指して精進してくださいね」


「おめでとうございますわ」


「ありがとうございます、それで次はどうしましょう」


「見てきたところ、国策クエストが二つ来ていたな、どちらかを受けるか?」


「そうだね、ならそうしよう、それでその国策クエストって?」


国策クエストは二つ、一つは新人兵士の訓練相手。

もう一つは竜騎士の駆る騎竜の餌作りだ。


「なら騎竜の餌作りを受けようか、あたしとサミヨで行ってくるよ」


「分かった、我々はテントで待っているぞ」


「はい、では行ってきます」


そうして花春とサミヨは国策クエストの騎竜の餌作りを受ける事に。

騎竜、要は飛竜なのだがその餌とはなんなのか。


「確かに受理いたしました、では依頼主に話を聞いてきてください」


そうして首都にある城へと向かう。

クエストを受けてきたという事を門番に告げ、証拠を見せると中へと通される。


連れて行かれたのは軍用の騎竜の世話をしている厩舎だった。


「あんた達が依頼を受けてきてくれたっていう人達か」


「うン、でもなンで餌作りを国策クエストに?」


「理由は二つある、一つは調理を担当していた総料理長が病で亡くなってな」


「はい、もう一つは?」


「料理人に欠員が出てる、なんでも風邪で数日寝込む事になったらしい」


騎竜の餌作りを担当していた総料理長の逝去と風邪により料理人の欠員が理由なのだという。

幸いレシピと材料はあるので、それで欠員が戻るまでの分を作って欲しいとのこと。


なお新たな総料理長は近日中に任命されるらしい。


「レシピはこれだ、あと材料はあるから好きに使ってくれ、頼むのは三日分の餌作りだ」


「分かった、それじゃ気合い入れて作りますか」


「はい、どんどん作っていきましょう」


騎竜の餌は主に肉と穀物を混ぜ合わせたものの様子。

肉をミンチ状にして、そこに穀物を混ぜてこねていくという。


なお三日分と言うだけあり、その量はとても多い。


「騎竜って肉と穀物を混ぜた餌を食べるンだね」


「これは人に飼い慣らされているからこそのようですね」


「つまり野生の飛竜は別のものを食べてるのか」


「野生の飛竜は普通に獣の肉などを食べるらしいですが」


「肉食なンだね、人に飼い慣らされてるからこそ屈強に育つのか」


サミヨ曰く野生の飛竜は普通に肉食らしいとのこと。

この国の飛竜は完全に人に飼い慣らされているからこそ、餌により屈強に育つのか。


そんな話をしながら三日分の餌を作り切る。


「本当に三日分作ったのか、仕事が早いな」


「まあこういう仕事も新鮮ではあったよ」


「報酬はこんなものしかやれないが、それでも何かに役立ててくれると嬉しいよ」


「これはなんですか?笛のようではありますが」


「飛竜の笛っていう特殊なマジックアイテムなんだ、飛竜を一時的に従えられるんだよ」


「つまりこの笛を吹くと飛竜を呼べるって事?」


飛竜の笛、一時的にではあるが飛竜を従わせられるという。

なお笛を吹くと遠くから飛竜が来てくれるとかではないらしい。


あくまでも野生の飛竜を従えられるという事だけなのだと。


「なるほど、まあとりあえずもらっておくよ」


「ああ、この国なら飛竜もそれなりにいるから、試してみてもいいぞ」


「とりあえずあとで試してみましょうか、しかし野生の飛竜ってそんな簡単に出るのか」


「一方通行の移動手段としてぐらいなら使えるぞ」


「まあそうだよね、ずっと従ってはくれないのか」


とりあえず飛竜の笛を受け取り、テントに戻る。

その上で次の目的地などを決める事に。


「ただいま、クエスト終わらせてきたよ」


「ああ、それと料理が出来ている、食事にするとしよう」


「ありがとうございます、ではいただきましょう」


花山が作ってくれた和食がテーブルに並ぶ。

そのうえで次の目的地などを相談する。


「次の目的地か、ここから近いところだと山を下りてから南か北になるな」


「西は魔の国だったっけ、国境を通るのは厳しいよね」


「ええ、ただ北に行くとなると山を迂回しないといけませんし」


「なら南に行こうか、南ってどンな国なの?」


「南は湖畔の国だな、この国よりは自然は豊かではある」


「ならそこに行くしようか、あと下の街の闘技場にも挑戦してみたいかも」


下の街にある闘技場、そこに挑戦してみたいという花春。

それに少し参加してから次の目的地に向かう事にした。


「ではまずは闘技場への挑戦だな」


「うン、明日早速行ってみよう」


そうして次の目的地は南の湖畔の国に決まった。

湖畔と言うだけあり美しい湖でも拝めるのか。


その前に闘技場にも挑戦してみる事に。


飛竜の笛は使い方次第では有用そうである。

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