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「INVASRUNE:3話/別世界の死」

突如として現れたそれは,死を宣告する執行官,

死刑執行人,触れてはならない死なる神そのものとも

形容しよう姿身をして居た。


挿絵(By みてみん)


「我の名は,死の牙,生ある万物万象を統べし終焉

そのもの,全ては私に回帰する他無く,森羅万象の

モノ共全てが,我を仰ぎ見る,恐怖する,そうして恍惚と

するだろう」


デスアンソロジー,レクイエム,全てが死を祝福して

恐れると同時に,あらゆる生命にとっての絶対的不変性

と,死して尚も形を保つ半永久,物理的不変性に

遍く全ては帰属して居た。


「本来干渉不可能な程,縁遠きこの地,以下様にして

参られたので?」


死せる全ての者達の中の一匹であろう,

位の高そうなダークナーは愚かにも,疑問を

投げかけるのだった。


「君らの物語に関与したのはね,私の管轄に

混じり気が混ざったからだよ」


「混じり気とは?」


「簡単に言うなら根本的に異なる世界観から

来訪してきた存在が居るのだよ」


「はぁ,なるほど」


「存在すると同時に消失する不確定空間から

生まれた生命体かとも思ったが,安定して居る,

詰まるところ任意にこの時空,次元に関与して

来て居ると言う事だ」


「それなら,先程から普段見ない顔のスケルトン殿が

いらしてます,多分あの方かと」


「協力感謝する」


サンズの方へ,ゆっくりと近づく。


肩を叩く。


「やあ,そこの君,名前はなんと言うのかな」


「オイラはサンズってんだ,まぁ今から帰るから」


「君には聞かねばならない事がある,帰るのは

それからでも良いんじゃないかな」


「あぁわかった」


こうして,サンズは別空間に移動させられる。


「具体的に説明するならば例えば不可能性には

序列がある,論理的可能な範疇はどこまで行っても

可算無限大,論理的に可能な全ては例え,究極の集合

であってもそうだ,今さっきの巨大ロボに乗って居た

あの子は,例外的に強く,ジェビルくんもあそびじゃ

なきゃ多分君を殺して居た」


「あぁ,だろうなところで不可能性が何だって?」


「君はわかるだろう,最強の剣と最強の盾の矛盾を

論理的矛盾を遂行可能な不可能ならばあらゆる

加算無限な範疇を超えて力を発揮する,

全能のパラドックスは全能性の発揮可能な矛盾の

レベルを指して無から世界を創造可能な全能者は

絶対的無限大,0=1の形式または横並びの絶対的に

不可能な矛盾も同様に絶対的無限だ,ちなみにおまけで

差別化するために解説するが光速度不変の原理を超越するインフレーションってのは可算無限大,可能な

論理内での超越は不可能性にカウントされない」


「あぁそれで?」


「僕と君そして今この街に居る中だったら

ジェビル君やスパムトン君光の世界ならばクリス達,

まだまだたくさん居るがとにかく,我々は更に例外中の例外,更に到達不可能な層が幾つ集まろうが永遠に再帰して永遠と積み重なろうが,私達は根本的にその

領域を超越して居る,まぁ超優しい表現で我々や

ダークナーライトナー達を表現したが実際は

皆が表せる様相論理の可能不可能な実在全体の

想像を超えて居る上での更に到達不可能だって事を

言いたかっただけだ,街の有象無象に君が簡単に

近づけばどうなると思う?」


「異なる世界から来て居て更にそれだけの強さを

持つんだったら,危ないかもな」


「危ないなんてもんじゃ無い質量で圧壊したり,

永遠に復活不可能になったり,何があるかわからない

んだ,もし仮に誰かしら死んでいたら私は君を

バラバラに引き裂いて居たかも知れない」


その威圧感はサンズに冷や汗をかかせて居た。


「まぁ良い,とにかく,気をつけてくれ」


「あ,あぁわかったよ」


こうしてサンズは元の地下世界に帰り

グリルビーで大量のケチャップを飲むのだった。


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