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10,異世界転移したら、ある少女に一目惚れしたので告白したら、世界で一番強くなることを条件に出されたので本気で最強を目指します。


あの後、アリシアにものすごい形相で説教された。

どうにも自分の命を懸けてまで、アリシアを守るなと言いだした。

俺は絶対に命を掛ける自信があるのだが、それを言うと絶対にアリシアを心配させてしまうので、俺はもうしないと嘘を吐いた。


そして、そのままアリシアから話があると言われたので、俺は一緒に図書館に来ていた。もちろん二人きりだ。

図書館に来た俺達は、そこにあったテーブルの椅子に座る。

そうして、俺はアリシアと向き合って口を開く。


「それで話ってなんだ。」


俺がそう問うと、アリシアは覚悟を決めたような顔になる。

俺はその真剣な表情を見て、俺は身構える。

もしかしたら、今回完璧に守り切れなかったことに怒っているのかもしれない。


俺はアリシアのことを守ることを絶対だと思っている。

だからこそ、今回あと少し到着が遅ければアリシアがどうなっていたのか分からない。

俺はその事実が怖くてたまらないし、怖い思いをさせてしまったという申し訳なさを感じている。


そして、もし俺と同じ考えをアリシアもしているのなら。俺はアリシアから拒絶されるかもしれない。

俺はそんな最悪の事態を想定して、血の気が引いていく。


俺がそんなことを考えていると、アリシアが口を開いた。


「影宮さん。あなたが私のことを好いてくれている。ということは知っていますが、その返答は保留にしていましたね。ですが、私は結論を出すことができました。なので私は今からあなたの告白の返答をさせていただきます。」


俺はその言葉を聞いて、頭の処理が追い付かない。

え、今俺の告白の返答をするって言ったのか?

今回、俺がアリシアを守り切れなかったことで切り捨てられたのか。

俺の思考はどんどん悪い方向に向かっていく。


だが、このままの状態ではいられないと結論を出し、何とかアリシアから話を聞こうとしっかりと現実を見ようとする。


「それでどっちなんだ。」


俺がそう問いただすと、彼女は口を開こうとする。

俺は彼女が言葉を発するまでのコンマの時間がとても長く感じられた。

いやだ。いやだ。いやだ。フラれたくない。フラれたくない。フラれたくない。

俺はそんな酷い思考で埋め尽くされていた。

そうして、俺の葛藤など知らず現実は残酷でその答えが現れるのは一瞬だった。


「私はあなたと結婚したもいい。と思っています。はっきり言いましょう。私はあなたのことが好きです。いつから好きになっていたかは知りませんが、気づけばあなたのことが好きでした。きっかけは先日のことでしょうか。あなたは強くなった。だから、この調子で強くなるのなら今度は私では釣り合わなくなる。そう思いました。ですが、あなたが他の人を選ぶ姿が想像できませんでした。けれど、このままの自分の立場に甘えることは影宮さんを苦しめることも分かった居たのです。だから、今日私はあなたに返事をしたのです。どうですか、影宮さんあなたの気持ちは今も変わりないですか?」


俺はアリシアの返事を受けて固まっていた。

まさか告白に対して、OKの返事が来ると思っていなかった。

それと同じくらい彼女が持っていた考えを聞き、自分のことを評価してくれていることに感極まってしまう。ああ、俺は世界で一番の幸せ者だ。

俺はそう結論付けると、彼女の不安を晴らそうと口を開く。


「俺の気持ちに偽りは存在しないし、君への気持ちに変わりなどあるはずがない。」


俺はそう断言する。

彼女の不安を消し去るように、不安を感じないように、俺にできる最大限の言葉でそんな思いをかき消そうと俺は言葉を紡いだ。

彼女に俺のその思いが届いたのか彼女の顔は安堵した。そうだ、君はその顔が一番いい。俺はそう純粋にそう思った。

その笑顔を見て、そこに先ほどまであった悪い考えはなくなっていて、やっぱり自分は彼女のためなら自分すら簡単に操れてしまうとそう気づいてしまう。俺はどうしようもなく彼女に惚れていて、今はただ彼女のことを考えていられることが幸せでもはや言葉では言い表せない感情で埋め尽くされていた。仮に言い表すとしたら至高。そんな言葉では言い表せないが、言い表すとするのなら至高だ。


俺がそんな感情を抱いていると、彼女は再度口を開いた。


「あなたの気持ちが変わりないことを知って安心しました。ですが、やはり現実的にあなたと今結婚することはできません。だから、二つ条件を出します。一つは私の呪いを解いてください。私は好きな人を殺したくはありません。二つはあなたが最強になってください。もし呪いが解けたとしてもあなたと私では地位が違います。だから、それらをすべてねじ伏せてください。あなたの力で貫いてください。」


どうやら、アリシアは俺に最強になれと言った。

その言葉には他者を従える気迫や雰囲気(オーラ)があって、俺は心の中で誓いを立てる。たとえ何があろうとあなたを守り続けると、()()()()()()()()()()()()()()

絶対に呪いを解いて、すべてをねじ伏せる最強になって、アリシアと結婚する。それでハッピーエンドだ。おれはそう決意する。覚悟を決める。


「そのくらい任せろ。俺が絶対に呪いを解いて、お前を搔っ攫ってやるよ。王女様。」


俺のその自身にあふれた決意表明に、アリシアはクスッと笑みをこぼす。

そして、アリシアは楽しそうに笑い出す。


「そうですね。できるなら私を掻っ攫ってください。私の騎士様。」


俺達はその場で二人そろって、笑っていた。

その心は二人とも晴れ晴れとしたもので、だれがどう見ても仲の良い二人の少年少女だった。


これは俺の異世界転移したら、ある少女に一目ぼれしたので告白したら、世界で一番強くなることを条件に出せれたので本気で最強を目指す物語だ。


一章の終わりのようなタイトル回収ですが、あと二話あるのでもう少し一章にお付き合いください。


誤字や間違いがありましたらご報告いただけると助かります。

作品への評価・感想等を頂けると嬉しいです。

ご朗読ありがとうございました。

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