・【あ行】
・【アーセナル】
兵器廠(銃の販売を取り仕切る機関)のカタカナ表記。
諸にそういう名前のブルガリアの銃メーカーも存在する。
・【アーマーピアシング】
鎧を貫通する弾丸。
SF小説ではバリアピアシング、ファンタジー世界ではスペル・ピアシング、などと記入してもオサレ。
・【アーモリ-】
兵器工廠のこと。
アーセナルとの違いを説明すると長くなる上、ネット辞書からの引用みたいになるのでググって下さい。
・【アキュラシー】
精度。精密射撃などに用いる用語。
銃の精度を上げる加工をアキュライズと呼ぶ。
・【アクション】
銃の機関部。レシーバーのこと。
・【アサルトライフル】
突撃銃。銃弾をばら撒く、という風に表現されるタイプの銃。
セミオートとフルオート連射を切り替えられる。
・【アブレーション】
銃のダメージ、傷。
銃はその性質から常に高い衝撃が掛かっているが、不適切な手入れなどでも生じやすい。
・【アモ】
弾丸のこと。(アムニションの略)
カートリッジという方が日本では浸透している。
・【アリサカ】
サンパチ式歩兵銃のアメリカでの俗称。
人名が由来。
・【アルケブス】
狙い撃つタイプの古式火縄銃。
タネガシマ式の日本火縄銃は、『ジャパニーズ・アルケブス』。
・【アルタード】
オリジナルから改造したパーツを指す。改造したボルトは『アルタードボルト』。
アルタードパーツとか、オサレ。
・【アンチモニー】
合金に用いられる素材。
・【一犬二足三鉄砲】
日本の格言。
まずは何よりワンコが大事である。あと健康な足も大事である。銃はそれの次くらいに大事だなぁ、の意。
・【インセンディアリー・ブレット】
焼夷弾。
小口径で焼き尽くす。取扱いに注意。
・【ウインデージ】
弾丸が風で受ける影響で弾着がズレる現象のこと。
強風の中で曲ったり、それを計算したが、急に風が収まったりして。
タイトルとかで使うと良いんじゃないだろうか。『青春のウインデージ』とかちょっとオサレじゃね。
・【ウオールナット】
くるみ材。銃床などに使われる。
木目に温かみがある。家具でしょうか、いいえ、兵器です。
・【エア・ピストル】
オモチャのエアガンとは異なる、別物の空気銃のこと。
略称がAPなので、アーマーピアシングと被る。非殺傷武器っぽく描写されるが、普通に人間を殺せる。
っていうか、エアガンも改造次第では十分に殺傷力があるので、その辺りは調べて。
・【エアレジスタンス】
空気抵抗のこと。
そのまんまといえばそのまんまなんだけど、字面が中二感マキシマム。
・【曳光弾】
トレーサーのこと。
・【エイミング】
照準を付ける、狙い撃つ作業。
・【エキストラクター】
脱包機。
打ち終わったカートリッジを引き抜く機構。
・【エキスプレス・カートリッジ】
一九八〇年代の狩猟用の強力弾丸というイメージ。
歴史的背景が絡むが、黒色火薬時代に生まれたカテゴリ。
・【エプロンシールド】
防弾用の盾。
・【エレファントガン】
像撃ち銃のこと。
ネーミングの考え方は『鬼でも殺す鬼殺し』とか『馬ごと斬り殺す斬馬刀』とかと同じ。
この考え方でいくと、『モンスターガン』とかは、『モンスターのような威力の銃』ではなく、『モンスター殺しの銃』ということになりそうな気がする。
その辺りの勘違いを狙ったネーミングも良いですね。
・【エロージョン】
銃器が弾丸の熱でダメージを受け、腐ったようなダメージになる状態のこと。
字面がエロい。
・【エンボス】
銃の装飾。彫り込んだ彫像。
・【オーバーアンダー】
上下二連発の銃器。
・【オーバーロード】
過剰に弾丸を詰め込んだカートリッジ。
単純な威力は上がるが、安全性が担保されず、暴発のリスクが上がる。
ハイリスクながら攻撃力が飛躍的に上がるというわけでもない、無謀な改造。
ほら、中二病が疼きませんか?