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中学時代~1~
それはとある年の6月のことだった。
「おーい、長谷くん、野球しない?」
「野球?なんで?」
「今7人しか部員いなくて・・・。」
「じゃあ僕が入ったところで試合できないんじゃ・・・?」
「それが助っ人2人いるから9人揃ったよ。でも実はもう1人怪我しちゃって。夏の大会までに間に合うかどうかギリギリみたいだから・・・。断るの分かってるけど一応声かけてみようかなって・・・。」
「いいよ全然!」
「えっ、、、いいの!?受験勉強は?開映受けるんでしょ?」
「大丈夫大丈夫!息抜きしないとやっていけないよあんな勉強・・・。」
このやり取りが天才 長谷 拓也の物語の始まりだったのである・・・!