キャラクター紹介
風間 弥生
十六歳の町娘。瓦版屋・風間屋の娘で、父を手伝いながら京の噂を集めて回る。
好奇心旺盛で怖いもの知らず、時に危険な場にも首を突っ込む。
「本当のことを書きたい」という想いから、奉公や潜入も辞さず奔走する。
やがて新選組や攘夷浪士の渦に飲み込まれていく。
藤堂 平助
新選組隊士。年若く人懐っこい性格で、弥生にとって最も身近な存在。
口は軽いが面倒見がよく、ときに兄のように、ときに友のように寄り添う。
弥生の活動を危ぶみながらも、つい手助けしてしまうお人好し。
琴音
祇園の舞妓。弥生と同年代で、裏話や噂を小声で漏らす情報源。
人懐っこい笑顔と要領の良さで誰とでもすぐ打ち解ける。
顔が広く、島原の奥にも伝手を持つ。弥生の良き友であり協力者。
芹沢 鴨
新選組局長のひとり。水戸浪士出身。豪放磊落で酒と女に溺れる乱暴者と恐れられる。
だが子分思いで気前のよい一面もあり、その二面性は人々の評判を分ける。
八木邸で斬られ、波乱の生涯を閉じる。
土方 歳三
新選組副長。冷徹で規律を重んじる参謀役。
無闇に情を見せることはないが、その言葉の底には仲間を守る固い意志がある。
弥生にとっては“怖い人”だが、時に思わぬ優しさを覗かせる。
近藤 勇
新選組局長。人柄は穏やかで温厚。
京を守るために剣を振るう志を語り、弥生にも安心を与える。
土方や藤堂をはじめ、隊士たちから厚く慕われている。
沖田 総司
新選組一番隊隊長。少年のような笑顔を湛える剣客。
穏やかで人懐っこいが、剣の腕は随一。
芹沢の死後、弥生に「仲間としての芹沢」を語り、彼女の筆に影響を与える。
お梅
島原の遊女。芹沢鴨に愛され、彼から見受けを考えられていたとされる。
芹沢と共にいた最後の夜を境に姿を消し、その行方は謎に包まれている。
新吉
近所の小僧。風間屋を手伝い、瓦版を売り歩く。
足の速さと口の軽さだけが取り柄だが、弥生にとっては頼りになる相棒。




