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瓦版娘の事件帖  作者: 三毛猫
京を守る者たち
8/12

キャラクター紹介

風間 弥生(かざま やよい)

十六歳の町娘。瓦版屋・風間屋の娘で、父を手伝いながら京の噂を集めて回る。

好奇心旺盛で怖いもの知らず、時に危険な場にも首を突っ込む。

「本当のことを書きたい」という想いから、奉公や潜入も辞さず奔走する。

やがて新選組や攘夷浪士の渦に飲み込まれていく。


藤堂 平助(とうどう へいすけ)

新選組隊士。年若く人懐っこい性格で、弥生にとって最も身近な存在。

口は軽いが面倒見がよく、ときに兄のように、ときに友のように寄り添う。

弥生の活動を危ぶみながらも、つい手助けしてしまうお人好し。


琴音(ことね)

祇園の舞妓。弥生と同年代で、裏話や噂を小声で漏らす情報源。

人懐っこい笑顔と要領の良さで誰とでもすぐ打ち解ける。

顔が広く、島原の奥にも伝手を持つ。弥生の良き友であり協力者。


芹沢 鴨(せりざわ かも)

新選組局長のひとり。水戸浪士出身。豪放磊落で酒と女に溺れる乱暴者と恐れられる。

だが子分思いで気前のよい一面もあり、その二面性は人々の評判を分ける。

八木邸で斬られ、波乱の生涯を閉じる。


土方 歳三(ひじかた としぞう)

新選組副長。冷徹で規律を重んじる参謀役。

無闇に情を見せることはないが、その言葉の底には仲間を守る固い意志がある。

弥生にとっては“怖い人”だが、時に思わぬ優しさを覗かせる。


近藤 勇(こんどう いさみ)

新選組局長。人柄は穏やかで温厚。

京を守るために剣を振るう志を語り、弥生にも安心を与える。

土方や藤堂をはじめ、隊士たちから厚く慕われている。


沖田 総司(おきた そうじ)

新選組一番隊隊長。少年のような笑顔を湛える剣客。

穏やかで人懐っこいが、剣の腕は随一。

芹沢の死後、弥生に「仲間としての芹沢」を語り、彼女の筆に影響を与える。


お梅(おうめ)

島原の遊女。芹沢鴨に愛され、彼から見受けを考えられていたとされる。

芹沢と共にいた最後の夜を境に姿を消し、その行方は謎に包まれている。


新吉(しんきち)

近所の小僧。風間屋を手伝い、瓦版を売り歩く。

足の速さと口の軽さだけが取り柄だが、弥生にとっては頼りになる相棒。

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