可愛いって言って
不穏かもしれないです
メリーバットエンド気味かもです
ねえ私可愛いよね?
「はいはい、かわいい可愛い」
だよね?
「確認取らなくてもずっと可愛いってば」
だって他にたくさん可愛い子がいるの知ってるもん。
それでもあなたにとって私は一番可愛いって順位をつけて。
「ずっと一番だし二番もゼロ番もないよ」
うん、私のこと好き?
もう可愛いなんていえる年齢じゃないけど。
「何歳だっていつだって可愛くて愛してる」
学も知識もない私は可愛いでいるしかないから。
無知だけど馬鹿じゃないから。
「知識はぼくがあるからいいよ、バカじゃないならいい」
ねえ。
ねえ私可愛いおばあちゃんになるから。
「うん、ぜひそうして。ほくはかっこいいおじいちゃん目指すね」
手をつないでて。
離したら怒るから。
「怒られるのはこわいな。じゃあ手を離さないで」
ねえ可愛いでしょ?
だから可愛がって。
「ぼくにくっついて健気で無知のふりをして、それに振り回されてるのもちゃんと好きだから」
「だから、ねえ」
この手を離さないでね。
「ぼくをおいていかないで。一緒にいようね」




