4.窮鼠猫を噛む
福永J「どうしようか。新しい人が入ってきてもどうせすぐ辞めていくからなぁ」
福永さん「やっぱり無理なんじゃ無いんですか。この職場、エグいって絶対みんな思ってるでしょwwwwねぇ、秋山さんどう思う?」
(思ってるよ、物凄く!!)
でもこの変人達を観察してmbtiを詳しく理解できれば何とかなるかもしれないぞ!?
窮鼠猫を噛む。
ネズミだって猫を噛む時があるのだ。
秋山さん「たぶん初めからその仕事をするには無理があるような……」
(あと福永さん達の言い方も気をつけた方がいいと思いますって言いたかったけどそれは辞めることにしよう笑)
しかし何よりも不思議なのはこの異質な部署の雰囲気がどこの部署にもバレていない事。
退職者が多いはずなのにみんな福永さん達の裏の顔に気がついていないようだった。
気づかないフリをしているのか、はたまた福永さん達のお外モードが完璧なまでに発動しているのか……。
とにかく今の福永さん達には『共感してもらえる』かは別として、『理解してもらえる』人が必要なのかもしれない。
インパルス板倉さんのコントに『裸にダイナマイト』というのがあるんですがこの職場、まさにその状況なんです!(もうネタが大好き笑笑)
裸にダイナマイトとは↓
ふたつの強烈なインパクトを持つ物を無理やり詰め込むことで、どちらの良さも綺麗に損なわれる様。
間違いない、きっとそれだっwwww!
entpが複数人集まると裸にダイナマイト現象が起こるのか!?
福永J「なるほどねぇ。でさぁ、秋山さん。次の新しい人の面接同席してくんない?」
秋山さん「え、同席ですか……!?」
また始まった。魂どっか行ってて全く聞いてなかったけど、あの時のように同席兼牽制係をやれと言う事なのだろうか。
秋山さん、嫌そうな顔で福永Jにじっと訴えます。
福永さん「あぁww福永J、そんな無理強いはダメっすよwwwwそのうちパワハラって言われるからwwww」(ニヤニヤ)
福永さん、グッジョブ!!
しかし毎度、福永Jを煽るためのダシにされている感が否めない……。
福永J「そうかぁ〜(流しスキル発動中)とりあえず新しい求人募集の内容考えたんだけどどう。仕事内容的にこれで募集くるかな?」
渡されたペラ紙を見てみると、とても恐ろしい事実が判明した。
こっ、これは……っ!!!!
こっ、この仕事の内容量はっ!!!!
秋山さん「……なんか私が前に見た時よりもたくさん書かれてるような」
福永J、大爆笑。
福永J「あはははは。自分の時はそんなに書かれてなかったって? それ俺も秋山さんに面接で言った気がするわ、『居てくれるだけで大丈夫です。そんなに忙しくありません』ってwwwwいやー、すっかり騙されたねぇ?」(ニヤニヤ)
勿論、居てくれるだけで大丈夫だとは最初から思っていなかったけれど、何か言ってた事と事実がだいぶ違うなとはずっと思ってた。
人を信じる?
いや、人は疑うべきだよ。多くの人は誤解してるけれど人を疑うとはつまりその人間を知ろうとする行為なんだ。(ライアーゲームの推しキャラ、秋山さん名言集より)
けれど福永J、そこは騙したという自覚があったのか笑
(嵌めやがったな、この人格破綻者めぇぇぇぇぇ!)
そう、仕事内容と職場の雰囲気。
多分これがこの職場のネックなのだ。
『ライアーゲーム』ではあまり見られない福永さんに嵌められっぱなしの秋山さん。
いつか本物の秋山さんみたいに「お前の負けだ、福永」って言ってみたいっ!(2度目笑)
福永J「とりあえずそれ見て加筆修正頼んだよ。それからコレとアレとソレとまぁ、段取り適当にやっといて」
(あれ? 気がついたら求人に関わる業務から逃げられなくなってる!?)
福永さん「あはははwwww残念だったね。めっちゃ嫌そう」
くそぉ。福永さんが、人の不幸は蜜の味とばかりに、笑っている……。
さては自分さえ助かれば、オッケーオッケー!!
(こっちは福永さん名言集より)
ってきっと思っているな笑
こりゃダメだ。福永Jによって逃げ道を綺麗に潰されたし、仮にも上司命令なのでやるしかないのか(´-`)
今までこの職場は何でこんなに異質なのか説明がつかず、さっぱり理解できませんでした。
そしてちょうどその頃にmbti診断というものを知った秋山さん。
これはもしや、かなり面白い事が分かるんじゃないか。チャンスだと思いこの間の忘年会で上司たちにもmbti診断をしてもらいました笑
結果2人ともentpと出て、2人とも説明文を確認するなり「あーwwwwすげぇ、これ俺らの事だわwwwwギャハハハ」と、とっても喜んでいたのを見たら妙に腑に落ちた気がします(´-`).。oO
でもお陰でこの人達からとっても面白いデータが取れました(=´∀`)ニヤリ
このmbti診断を使えば事前に上司2人(血の気が多いentp)と求人を見て面接に来た応募者とのおおまかな相性が分かるではないか!?
再放送の『ライアーゲーム』を見てみかんを食べながらぼんやりとそんな考えに至った年の瀬なのでした。