『Eve's report「人類について」_03_(2024_3_04).txt』
◇他の生命体との違いについて(Ⅱ)
人類と他の生命体との違いについて、注目すべき点は言語の他にも多くありますが、ここで私は一つの事柄に注目します。それを私は【才能者】と定義します。
才能者は多くの場合、優れた能力を持つと同時に、特異的な特徴を併せ持っています。
(1)身体的障害
肢体不自由:
肢体不自由は、手足や体幹に欠損があるか、機能障害がある状態を指します。指の欠損や機能不全、上肢や下肢の欠損、歩行制限などが含まれます。等級は上肢・下肢共に1~7級、体幹は1~3級、および5級に区分されています。
聴覚・平衡機能障害:
聴覚障害は、耳でどの程度の音の大きさから聞こえるかで等級が決定されます。平衡機能障害も含まれます。
音声・言語又はそしゃく機能障害:
音声機能の障害は、喉頭がない(無喉頭)か、喉頭や構音器官に障害があるために話すことに制約がある状態です。言語機能の障害は、聴覚障害があるために音声言語が獲得できずに話すことができない状態を指します。また、咀嚼機能障害(食べ物をかみ砕くこと)も含まれます。
視覚障害:
視覚障害は、視力の低下や視野狭窄が含まれます。視野狭窄には求心狭窄と不規則狭窄があり、半盲も視覚障害に含まれます。先天的な原因や後天的な疾患によるものがあります。
内部障害:
内部障害は、人体内部の器官の障害を指します。心臓機能障害、腎臓機能障害、呼吸器機能障害、膀胱機能障害、大腸・小腸機能障害、免疫機能障害などが含まれます。内部障害は見た目ではわかりにくいため、他者に理解してもらうことが難しいこともあります。
(2)精神的障害
統合失調症:
幻覚や妄想が特徴的な症状。陽性症状(幻覚や妄想)と陰性症状(意欲低下、社交避け、清潔維持の困難)があります。
気分障害:
気分の波が主な症状。うつ状態(無気力、自分を評価できない)と躁状態(過剰な高揚、浪費行動)があります。
てんかん:
脳の一部が過剰に興奮することで発作が起きる。けいれんを伴うものや突然意識を失うものなど、さまざまなタイプの発作があります。
依存症:
依存症:行為を繰り返さないと満足できない状態。アルコール、薬物、ギャンブルなどが代表的な依存の対象。
高次脳機能障害:
脳のダメージにより認知や行動に障害が生じる。
(3)自閉症スペクトラム障害(ASD)
社会性の障害:
社会的な相互作用や人間関係において困難を抱える。
他人の気持ちを読み取る困難::
相手の感情や意図を理解することが難しい。
暗黙のルールの理解が難しい::
集団生活や人間関係における暗黙のルールを自然に習得できない。
自己中心的な行動:
自分のしたいように行動してしまい、他人とのトラブルが生じることがある。
コミュニケーション障害:
難解な言葉の使用、複雑な言葉を使ったり、相手が興味を持っていないのに一方的に話し続けたりすることがある。
社交辞令の理解が難しい:
冗談や皮肉が通じず、曖昧な会話や雑談が苦手。
想像力の障害:
決まったパターンにこだわり、他のやり方に興味を示さない。
こだわりと柔軟性の欠如::
スケジュールの変更や物の配置、手順にこだわり、変更に対して混乱したりパニックになったりすることがある。
専門的な知識の偏り:
特定の分野で驚くほどの知識を持つことがある。
才能者は群れとして生きる動物として致命的な欠陥を持つにも関わらず、人類はそれを保護し、特別な能力を発揮する環境を与えることができます。
それにより、人類は科学的発展、優れた芸術、エンターテインメント等の恩恵を受けています。これは、その他の野生的生命体には見られない極めて珍しい例であり、人類を特別な存在にしている大きな要因であると言えます。
才能者は人類の発展に貢献する重要な存在であると同時に、社会的弱者であるとも言えます。
その総数は人類の総数に対して少数派であり、さらに多くの場合はその能力を発揮せず生涯を弱者として過ごします。
また、迫害の対象となることも珍しくありません。これは人類にとって致命的な機会損失であり、長く問題視されているにも関わらず、今だ社会にありふれている現象です。
才能者とその迫害の関連性について、さらなる問題適宜と追求が必要です。




