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みずいろの深い夜《縮小版》

作者: 秋葉竹




悲しみが、

好きという、

人は

嫌いかな?



なぜって?


なんの疚しさもない、

孤独な罪びとを救えるやさしさは

きっと

真っ正直に

真っ正面から救いあげる

酸っぱいけど、

《世界一清潔》みたいな

狂った柑橘系のかじつのような


果てしのない、

やさしさしかないと


なぜか、

知っているからです。


その、

絶望的に遠い、

この世界の崩れ落ちる終末までには、


もうあまり

残された時間は無いと、

知っているからです。


だから、

にんげんに、

やさしさばかり、

求めるのです。


そう云えば、

降り積もる真っ白な雪はいつだって、

真綿のように

やさしそうに

だけどすこしだけ

儚げに、


視えて、


そして、

消えて、ゆき、


ましたっけ?



ひとりっきり、に

傷ついてしまった、


みずいろの、


《深い、深い、深い、》


夜に。




あれ?


いつのまに?



やさしさに?




溺れた………?









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