表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12

留まる事を知らず

 俺はサポロイドの村を後にした。


 ノマ達からは村に留まる事も提案されたが、とりあえず保留と言う事にしておいた。というのも、戦争の跡への興味が勝ったのだ。


 夕飯の時にノマから様々な事聞いた。戦争のキッカケ、結末。そして、その後。


 どうやらこの世界は、めちゃめちゃに壊れてしまったらしい。


 戦争の果てに4大勢力は崩壊し、ピース・シティも消え、そして人々は生活基盤の立て直しに励んでいる。


 そんな世界にしてしまった全ての元凶は、ピース・シティのヴラド・ピースメイカー。逆らう者全てを殺し、自分に賛同する者のみの世界を作ろうと画策していたようだ。


「本末転倒、だな」


 戦争を無くす為に戦争をする。一体何をどうしたらそんな考えに至れるのだろうか。


 きっと、狂っていたに違いない。


 そんな訳で俺は、その戦争の跡を見て回る事にした。バルチャーとしての仕事を続けながら、な。


 このソニックブームの足なら地球一周も容易いし、定住するかどうかはその後に決めても遅くはない。


 まずはどこに行こうか。せっかく自由な足を手に入れたし、シーサイドタウンから見ても良さそうだ。


 ルートを設定し、早速シーサイドへ向かうのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ