逃走
さて、オズマさんの依頼を断ったけど、あの態度だ、逆恨みされそうだな。
マッドさんも肩を持ってそうだし。
ライフさんも俺のスキルを教えるぐらいには仲がいいんだろう。
はあ、仕方ないか、住みやすかったんだけど・・・
・・・俺はこの町を出る準備をする。
既に仲間はいない、定宿の荷物もカインとマインに処分されており、移動に支障は無い。
まあ、空間収納もあるから合っても問題は無かったが。
昼のうちに野営の荷物、食料、ポーションなど必要な物を買い込む。
そして夜、教会の墓地に来る。
ここなら魂があるかも知れないと思ったからだ。
墓地の魂を吸収しますか?
スキルからの質問がきた。
YES!
ここに埋葬されてる奴らには悪いが魂をいただいていこう。
スキルを習得いたしました。
各種スキルを整理します。
・・・
斧術Ⅱ、剣術Ⅲ、槍術Ⅱ、体術Ⅲ、弓術Ⅲ、回避Ⅲ、気配遮断Ⅲ、回復魔法Ⅲ、火魔法Ⅱ、土魔法Ⅱ、水魔法Ⅱ、探知Ⅳ、鑑定Ⅲ、錬金術Ⅱ、生活魔法Ⅱ、礼法Ⅲ、清掃Ⅲ、料理Ⅳを習得しました。
ユニークスキルを獲得しました。
空間収納Ⅱ、神速Ⅰ
残り魂48
保管期間残り7日
きたきた、なるほど、町の墓地だからか、生活系のスキルが増えたな。
戦闘系のスキルが増えなかったのが残念だが仕方ないか。
ユニークの神速?なんだろ、また、検証が必要なものが来たな。
そして、墓地を後にする。
翌朝、町を出る1番早い便に乗る、行き先は王都だ。
この便の出発が1番早かった。
リリーさんには手紙を残してきた。馬車につく前に手紙を扉に挟んできたから、出勤の時には気付いてくれるだろう。
目的地については書かなかったが、これまでの感謝の気持ちと帰還してからの優しさが嬉しかった事などを書いた後に出ていく理由を書いた、願わくば彼女に幸あらんことを。
こうして俺は長年住んだ町を後にした。




