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「しかし…う、う、うけるわ!あははははははっ!あれ程憎んだ仇の魔王の子供に生まれるとは…ブッフフあはははははは!」


ルシールは前世でも中々笑わない方だったが流石にこの残念な運命にツボを突かれた見たいで爆笑した。


「たから…まだ分からないだろうが!」


「いや…間違いないね…」


「何故分かる?」


「女の勘よ!」


「はいはい…なんな浮気を勘付いたような嫁の発言…乙だわ」


ルシールは何故か顔が赤くなって身嗜みを整うフリをした…。


「そうね…証拠を探しましょう」


「証拠?」


「この世界に誰が生まれ変わったか興味はないわ…でもあの残酷な魔王は別よ!あれはこの世界にもきっと災を振り撒くわ!せっかく生まれ変わってまた奴に人生を邪魔されてたまるか!」


「……俺もそれだけは御免だな」


「決まりね!なら退院してから証拠探しの為に作戦を考えましょう!」


「わかった!」


それから母が来てルシールは帰った。


その後俺は消えかけた復讐心が蘇ったように闘志に燃えた。


だが…心の裏側から罪悪感も生まれた。


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