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ルシールは冥界で魔王の噂だと言った事を聞いて俺は驚いた。


「なあ…まさか…ルシール…」


「な、なによ?」


「ひょっとして…お前も地獄に落とされたのか?ぷははは!」


「……えっ?ひょっとして…イネスも?」


「…うん」


「うっそ!なんで?私は連盟軍を皆殺ししちゃったから仕方ないけどアンタは人殺しなどやってないじゃん」


「それがな…虫や木と草,微生物を大虐殺した罪だってよ」


「はあ?なにそれ?」


「歴代勇者みんな地獄に行ったらしいぜ」


「へ、へぇ…」


「そうそう!あのクレージーな神を殺した初代勇者様は無期懲役を言い渡されて今も地獄で番長やってたぞ…」


「……あの世界滅んだ方がいいかもね」


「だよな!」


その話しで俺は違和感を感じた。


「ルシール…お前!その記憶があるのか!」


「しまった……」


「ちょ!おま!おま!お前のせいで仇も取れずに奴に殺されたぞ!」


「……男が過ぎた事でグダグダ言わない!」


「こいつ…開き直ったよ!すげー」


確かに過ぎた事だ…。


それに前世にルシールには返しきれないほど世話になった。


主に金銭的にな…。


なので許す事にした。


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