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王女様!お祈りを中断してはいけません!」
「しまった!」
しかし…神は寛大だった!心の乱れやちょっと祈りを中断したぐらいで神の天誅には異常はなかった。
そしてルーシルはまた祈りを続けた。
「お前はこの戦いが終わったらどうする?」
「それは魔王を打ち取ってから考えるさ…そうだな…旅でもするか」
「また旅に出るか…まあ…王女様と一緒だし…羨ましいな!あの素晴らしい胸に埋もれたいな!顔を埋めるぐらいやった事あるだろう?どんな気分だよ?」
「あ?埋めた事ないし…それにあの胸が左より0.25程下にズレてる…それに膨らみも右の形が不自然だ!」
「なにっ!」
「結論としてはあのチチはニセチチだ!」
「なんだと!」
「この俺の目は誤魔化せん!きっと本物はペタンコに違いない!あんなのに顔を埋めたら鼻が痛いところが鼻の骨が複雑骨折しでまうがね」
「…す、す、凄い…ワシは全く気づかなかった!さすが勇者の称号は伊達ではないか…」
その時また魔方陣が乱れてきた。




