23. 怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない
そういえば。
連れ去られたロリたちは、迎えにきたエルフが連れて帰ったって話、しましたっけ? 秒速解決廃エロフなのでした。
え? 無双はどうしたって??
パティちゃんが物理的に無双なんて出来るわけないじゃないですかー!? ヤダー!!
だいたい、パティちゃんはまだまだ低ランk……え? 図らずもマフィアを解体したから特例でランクアップですって!?
やーん♡
だからパティちゃん、魔物退治になんて来ちゃってるんですね!
馬車を発注中だから!
「ボクは後ろで見てるだけだからね!」
「我が陛下、拙豚にお任せくださいませ。」
「おや、それは我輩の役目だろう?」
「なにいってるんですかぁ♡♡ 私が魔物蹴散らして借金返してパティお嬢さまの純潔を散らすんですぅー♡♡」
「良いからやってきちゃってよね!」
「御意に。」
「ご命令とあらば。」
「はぁ~いっ♡♡」
豚が滑るように走り、廃エロフは触手を伸ばし、性女は本を読み出した!
敵は、異形の餓鬼である。
ゴブリン。
それは低能で性欲に忠実な、蛮族の敵キャラとして猿の生態的地位を占める雑魚。行動は稚拙で、罠にハメやすいチュートリアルな雑魚敵の象徴だ。
そう思うだろう?
それが、実際は奴隷を確保するための、狩りだとしたら、どうだろう?
知っているかい?
低能だけど命令を聞くとか。
単純だけど家族は守るとか。
無鉄砲な行動力があるとか。
個々だと大人より弱いとか。
それって、最底辺の奴隷にピッタリなんだよね。
「あー、かわいそー。」
ベキ子の魔術が撹乱した。
ロッちんの魔法が縛った。
豚畜生が引っ張ってきた。
そうやって替えのきく、森で採れる奴隷を納品するのだ。
ひとカゴいくらの労働力。
人間の奴隷は、そういうグリーンモンスターの調教と管理係に従事するのが普通なのだ。
そんな、精神を擦り減らす仕事が、冒険者のメインの仕事のひとつなのだ。
あとは食肉の供給とか。
討伐系の依頼は、まだパティちゃんには荷が重いから、出発の日までのちょっとの間、こういうお小遣稼ぎの依頼を熟すのだ。
まだ、衝動的に処女切ったばかりのパティちゃんだ。もちろん殺しの方の処女ね? 性体験の方じゃないからね??
そんなバカ話は横において。パティちゃんは初めて素面で、明確な殺意を以って、ヒトの形をしたものを、殺すのだ。
ゴブリンたちを絶望させて、服従させるために。
淫紋の活性化で、テンションを上げることなく。
短剣で、生きた肉を開く感触を覚えさせるのだ。
「こちら、活きのいい若いオス……でございます我が陛下。」
「ふん。」
もちろん。
メスガキは冷や汗など流してないふうを装って、ゆっくりと首筋に邪龍の双短剣、その左手の牙を滑らせたのだ。その詳細な描写はグロすぎるので書けないのだ。
~to be continued~
明けましておめでとうございますっ><
今年もどうぞ、ごひいきに♪
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