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粉砂糖の城  作者: 有栖川
3/4

core


新作BABYの食べちゃいたいくらい可愛いワンピースを見つけて、如何にも如何しても欲しい。


その衝動が如何しても抑えられなくてさっき働いてきた日給。

ぐしゃっとポケットの中で握りしめた諭吉5人分と等価交換。



はァ、幸せ。



いま絶対アドレナリンドバドバ出てる。大好き。BABYと共に心中したい。

あ、其れは駄目か。アタシにはれいくんがいるんだった。


れいくんは残されたら子供の様に大きな声で泣いてくれるだろうか。


いつもれいくんは冷静で自分よりアタシを優先してくれる。


アタシが働かなくても家賃入れなくても食費稼いでこないくせにA5和牛のサーロインステーキが食べたいって言った時も。

あ、さすがにサーロインの時は嫌な顔したかも。


れいくんはアタシの中心で核で一番大事な、なんていうか、とられたくない玩具。


ねェ、れいくん。

アタシはその馬鹿っぽいプリン頭も、猫の首輪みたいに動く度に鳴るLOW ONESのベルも血管が浮き出て見える腕も、SEXの時に何時も魅せる欲情した顔も、

全部全部大事よ。



「ただいまァ」


「あ、あきちゃん。ゆーきセンセの居場所わかったかも」



ホント?ゆーきセンセ!


あ、ゆーきセンセは別腹。

女の子はスイーツ別腹って言うじゃァない。


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