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第五章俺と紫藤の取り巻く環境

第五章俺と紫藤の取り巻く環境


「なんだ、ちゃんと買い物はできたのか」

渡しに行こうと思っていたら、自分の方から取りに来てくれた会長に買ったものの入ったビニール袋を渡したとき、紫藤はつまらなそうに呟いた。

「そりゃ、買い物ぐらい普通にできるって」

 この俺の台詞に会長がクスクス笑っていたが、紫藤は理解できていなかったと思う。まさか本当に買い物を忘れていたなんて恐ろしいこと、あいつに言える訳がない。

「ああ、そうだぁ。確認して欲しいことがあるから、ちょっと来てくれる?」

 なんだよ、もともと俺を呼びに来たのかよ。まさか、気が変わって、サークルに参加させないとか言い始めるんじゃないだろうか。

「了解です」

 内心冷や冷やしながら、まあ、駄目って言われても他の方法を考えれば良いかと予防線を張りながら、俺は会長の後に付いて生徒会倉庫を出た。

「じゃ、ちょっと行ってくるよ」

と、倉庫の主に言い残して。

 ガチャン、と重い扉が閉まる音が廊下にこだますると、会長が噴き出した。

「ふふっ。ちょっと行ってくるって、まるで夫婦みたいだねぇ」

「誤解です。そんな色気のあるものじゃなく、ただの処世術です。だって、行って『来る』って言わないと、なんで戻って来たの? とか言われて胸を痛めることになりそうですもん」

「相変わらず、海渡君は葵ちゃんの事を悪魔かなんかと勘違いしてるみたいだねぇ」

「いや、実際のところ、少なくとも俺の前では悪魔ですよ」

 悪魔ねぇ、と呟いた会長は、自分が罵倒を浴びたところでしなさそうなほど哀しそうな表情を浮かべた。気怠げに開いたその口は、そのまま違う言葉を溢し始める。

「聞いたよぉ、笑美ちゃんを応援するって言ったんだってね」

「江宮先輩自身に聞いたんですか?」

「うん。私の後輩って良い子だねって言ってくれたよ」

「良かったですねぇ。自慢の後輩じゃないですか」

「どこがぁ」

 おい、どこが、は酷いだろ、どこが、は。なんで上司が部下の良いところを見いだせてないんだよ・・・・・・。

「君は、自分の事も十分にできないのに、他人の事に首突っ込む資格があると思ってるの?」

「でも、俺の経験からして、絶対に後悔するんです。なんで気持ちを伝えなかったんだろうって、ずっと苦しむんですよ。会長だって、友達がそんな風に苦しむのを見たくないでしょう?」

「それとこれとは、話が別だよぉ」

 私が言いたいのはぁ、と前置きして、会長は砲丸投げの球のようなヘヴィー・ボールを俺にぶつけてきた。

「それって、まだ夏目ちゃんに未練があるってこと?」

 そうか、あれだけ騒いでれば会長にも夏目の事は伝わるか。多分、ちょっと前までの俺だったら、『分からない』と答えていたと思う。だけど、今の俺は自信のある解答を持っていた。

「あります。前回、江宮先輩とデートさせて貰って気付きました。他の女の人といても、夏目の面影ばかり探してるんです。まだ俺は、夏目の事が吹っ切れて無いんだって分かりました」

「次に進むための合コンで、吹っ切れて無いことを確認するなんて・・・・・・なんて子だよ」

「とことん、馬鹿なんですよね、俺って」

 ははは、と笑って誤魔化そうとする俺を、相変わらず真剣な眼で見据えて会長は言う。

「じゃあ、夏目ちゃんが鈴木君と別れたら、今度こそ自分の気持ちを言うつもり?」

「言う、と思います」

「今は言わないんだね?」

「今言っても、迷惑になるだけだと思いますから」

 それに、と軽蔑するような眼で相変わらず睨み付けてくる会長に、俺は宣言する。

「言ってなくても、夏目は俺の気持ちが分かってると思うんで」

「あぁ・・・・・・童貞って、こじれるとこんなに厄介なのぉ? ほんっとうに、キモチワルイんだけどぉ」

「今なら、ストーカーの気持ちも分かりますよ」

「うん。そうなんだろうね」

 会長に初めて肯定されるのが、俺が変態だということなんて・・・・・・。

「じゃあさぁ、葵ちゃんにも、夏目ちゃんの面影を探してたりするのかなぁ?」

「紫藤に夏目の面影ですか? 無いですよ。そんなの。全然似てないじゃないですか」

「えぇ? 女の子に夏目ちゃんの面影を感じちゃうって言ってたじゃない?」

「それは、付き合う前提で見たからじゃ」

「笑美ちゃんと付き合う前提で見てたの?」

 ・・・・・・あれ? 違う、違う。別に江宮先輩に色目を使ってなんていなかった。だって、ちゃんと食い付いて来いって怒られたくらいだし。

 じゃあ、夏目と紫藤の違いってなんだ?

「いや、そういう訳じゃないんですけど。何て言うか・・・・・・。あれ? よく分からないです」

 そんな俺の顔を見て会長は、敵将の首を吹き飛ばした武将の様に晴れ晴れとした笑顔になった。そんな顔されても困る。

「そっか、そっか。お姉ぇさん、分かっちゃったぞ」

「何が分かったのか、分かりやすく教えて頂きたいものですね」

 絶対に違うもの受信してるよ、この人。多分今、会長の脳内は一〇〇%、勘違いや妄想で満ちている。

「まあ、頑張ってねぇ!」

 そうして数歩進んだところで、また俺の方を振り返った。

「そうだ。笑美ちゃんの事だけど、好きにして良いよ。もともと私がどうこうして良いものでもないし。笑美ちゃんが望んで、海渡君がいつも通りのお人好しを発揮したいんだったら、別にどうぞ」

「あ、はい。では、やらせて頂きます」

 くるくると、ピルエットを舞うかのように周りながら、会長は生徒会室に向かって階段を上がっていった。大丈夫かな? 人にぶつからなきゃ良いけど・・・・・・。

 まあ、会長の誤解のお陰でよく分からないけど許可を頂けたから良しとしよう。そもそも、許可なんて必要のないものっちゃあ、そうなんだが。

 それでも会長に許可を貰ったというのは、俺にもの凄い安心感を与えた。るんるん気分で生徒会倉庫の扉を開け、窓から舞入る花びらのようにひらひらと入り込む。このまま良い気分で帰宅する。だが、どうやらそんな些細な幸福さえも享受できるように俺の人生は設計されていないらしい。

「テニスコートにまで屋台を拡張して良いから、参加希望団体全団体に屋台の出店を許可して欲しいって」

 要するに、帰ったら仕事が増えていたのである。

「誰がそんなこと言ってきたんだよ」

「女子テニス部の部長さん」

「夏目が?」

「そう。男子テニス部が申請ミスで模擬店出せなくなっちゃったじゃない? だから、場所を提供するからできるようにして欲しいんだって」

「いきなりだな」

 もう夏休みまで三週間だ。夏休み前までに手配を終わらせないといけない事から逆算して、明日の会議で通さないと間に合わない。

「テニスコートって、結構広いだろ? 新しくいくつ作れるようになるんだ?」

「二十団体」

「余裕で入れるな。確か、足りてないの八団体だったろ?」

「他にも出てきたんだよ、さらに九団体」

「それでも間に合うのか」

 確かに、生徒全員の希望をなるべく叶えてあげたいという紫藤の意向に沿う申し出ではある。有り難い話だと俺も思う。だけどな――、

「乗り気じゃないだろ?」

「はぁ? そんなことないし。凄くありがたいことじゃん」

「だって紫藤、さっきから俺に説明するって感じじゃ無いぞ。まるで、自分に言い聞かせてるみたいだ」

「だから、そんなこと無いって」

 そう強く否定されたところで、一年以上も小さな倉庫に一緒に閉じ込められていた俺の目は誤魔化せない。

「大変なんだったら、断れば良いだろ?」

「・・・・・・でも、せっかくのイベントなんだから思いっきり楽しんで欲しいし」

 案の定、少し突っついただけで言葉が濁り始める。

「自分の限界まで抱え込むほど頑張らなくて良いだろ。断れよ。誰も文句言わねぇって。それに正式に申請してきた訳じゃ無いんだろ?」

「次の会議で議題に出せるようにまとめておく」

「そもそも、これを受け入れたら、追加する模擬店の精査と位置決めをもう一回やらなきゃいけないだろ」

「それくらいの苦労で、皆の希望が通るんだったら良いでしょ」

「そんな苦労したってなぁ、最初から告知しておけよとか、配分された場所が気に入らないとか、模擬店の出し物の選択幅が少ないとか、情けを掛けた奴等の反応なんてそんなもんだぞ」

 うっ、と紫藤が息を呑む。去年の文化祭でも同じように仕事を抱え込んで、逆に反感を喰らった記憶が彼女を蝕んでいることを、なんとなく察した。

 もうあんな酷い目に遭う必要は無い。だから、ここは俺がしっかり止めてやるべきだ。

「他人の為に頑張ったって意味ねぇよ。もう紫藤は十分やってんだから、これ以上何かをしてやる必要なんて無い」

 だが、そんな俺の言葉に対する紫藤の解答は、やっぱり一年前と同じだった。

「自分の仕事が増えるのが嫌なだけでしょう?」

 人は成長しないのかも知れないし、成長したからこそ次はその壁を乗り越えられると思ってしまうのかも知れない。俺等が分かるのは、人は何度も同じ壁に挑戦するということだ。

「ああ、やっぱりバレる?」

 だから俺は、自分の言った全てを冗談にして、紫藤の背中を押してやる。

「当然でしょう? 普段冷たい船越なんかが急に優しくなったら気味悪いし」

 ここで引くのが俺だ。無理矢理止めるなんて柄じゃ無い。だから俺にできる事は、

「気味悪くて悪かったな。で、なに手伝えば良い?」

 そうして、一夜にして模擬店の出展数を十五増やす、無謀な挑戦が始まった。


<><><><>


 一夜城を見た北条氏がどんなリアクションをとったのかは知らないが、一夜で上げた企画書を見た会長は、僕等の狂気じみた社畜魂に眼を丸くしていた。

「へぇ、夏目ちゃんがねぇ」

と訝しがりながらも、内容を読んでくれた会長は、

「オッケー、ありがとう。じゃあ、あとはフクちゃんに会議で言って貰うよ」

 仕事を押しつけられるとは言え、下っ端は下っ端。決定権は上にある。それが悔しいという頑張り屋さんもこの世の中にはいるのかもしれないが、少なくとも俺は一番重要なところを代わりにやって貰えて楽だ、という気持ちの方が強い。

 本来は夏目に本当にテニスコートを貸してくれるのかと確認しておくべきだったのかもしれないが、どうせ会議には夏目も来るからその時に確認すれば良いということで省くことにした。だって、そうでもしないと資料の印刷の方が間に合わなかったから。

 ほぼ徹夜で企画書を作っていたお陰で、午前中の授業、午後の授業の区別無く俺は眠り続けた。紫藤は真面目だからきっと、うとうとはしても俺みたいに突っ伏しては寝ないんだろうな、なんて思いつつ。

 本当、あいつは頑張り屋さんだよ。

 奇跡的に生徒に理解ある先生の授業が七連続し、しっかり睡眠を取れた俺は、早朝のような気分で会議室に向かった。

 どうせ報われない苦労だって事は知っている。だけど、少しくらいは良いことがあるんじゃないかという、小さな小さな期待を抱えて俺は会議室に向かった。

 半分くらい集まっていて、多分一番うるさい時期の会議室に入り込むと、窓際の一番後ろの席、つまりは紫藤の隣に座る。

「失礼しまーす」

隣に滑り込んだ俺を見上げた顔には疲労困憊の様子が浮かんでいて、やっぱり授業中に回復しなかったんだなって分かった。

「幅取り過ぎ」

「男子は肩幅が広いんだよ」

 ただ隣に座っただけなのに文句を言われるのも、いつもの紫藤仕様で、平常運転。寝不足だろうと、一晩一緒に働こうと、場所が会議室に移ろうと、生徒会倉庫内の封建制度は不変である。あれ? 紫藤からは暴言しか受けてない気がするんだけど? 暴言が『ご恩』とか、俺はどんだけMなんですか?

 そんな虚しい問いに誰も答えてくれることなく時間は経つ。そうして段々と人が集まり、予定時刻より五分遅れで会議が始まった。

 文化祭の流れに一番大きく関わってくる内容だからだろう。テニスコートの件が一番最初に議題に上がった。

 副会長が俺と紫藤の作った資料を良く通るはっきりした声で読み上げる。自分たちが作った文字列が、会議に来た五十人近くの人達に聞かれ、その中に綺麗なイメージを構築させていくのが分かった。だから、

「以上です。何か疑問点がある方はいらっしゃいますか?」

と、副会長が言ったときには、この企画は通るな、と漠然と感じた。そしてまあ、仕事は増えるけど我慢するか、と覚悟も決めていた。

 そう、あのとんでも発言が来るまでは。

「あのう、質問って言うかあれなんですけど。テニスコートの使用許可って誰に取ったんですか? 少なくともうちは知らないなぁって」

 信じられない、というように勢いよく紫藤が夏目の方を向く。夏目の方は、夏目の方で無表情でその紫藤を見詰め返していた。

「どういうことですか? 説明して下さい」

 困ったように副会長が紫藤さんに言った。紫藤に声がかかったとき、次の展開が想像するだに恐ろしくて、俺は軽く震えてしまった。

 夏目が提案しておいて、その癖白を切っている切っている理由は、夏目が紫藤を嵌めようとしたくらいしか想像できない。

 夏目、お前は敵に回さない方が良い奴を敵に回したよ。紫藤って本当は滅茶苦茶怖いんだって。いつも通りキレて終わるんだろうと思っていた俺は、どうやって紫藤を止めるかという事ばかり考えていた。

だが、意外な事に指名された紫藤は口をパクパクさせるだけで、何の言葉も発さなかった。ヒューヒューという苦しそうな息だけが口から漏れ、汗が次々に噴き出しては流れていく。

紫藤の必死な様子から、異常事態を感じ取った俺は、無意識に手を上げていた。それまで紫藤に集中していた視線がほんの少し動き、それまで単なる背景でしかなかった俺にフォーカスされる。

視線の端に、紫藤の泣きそうな顔と、夏目の苦虫を噛み潰したような表情がちらついた。

「あー、その件でしたら僕の方から」

 精一杯馬鹿っぽく、おどけた様子で切り出した。どんな失敗をしても、馬鹿は許される。日本が培ってきた『甘さ』を逆手に取る。

「僕のところに、テニス部の部員の方が来まして、是非ともテニスコートを会場として使って欲しいと言ってきたので、もう部長さんの方に話が行っているものだと勘違いしておりまして。すみません」

「なんでその人がテニス部の部員だって思ったんだ?」

 副会長が呆れた様に俺に訊いてくる。今まで好意を持ってくれていた人に失望されるのは辛い。あまりに辛くて、全部バラしてやろうかと本気で思った。

 だが同時に、バラしたときに夏目とか紫藤とかの苦しむ顔を見る方がよっぽど辛いか、と思って、道化を続ける。

「いやぁ、テニス部と名乗っていたからですが」

 クスクス、と生徒会室のあちこちで笑っているのが伝わってきた。分かってるさ、そんな適当な発言を信じる奴が、どんなにイタい奴に見えるかってことくらい。

 だが俺は、とことんイタい奴になる。

「まあ、それでもやっても構わないと言って下さるのであれば、このままこの企画を使わせて頂きたいのですが」

 夏目が眼を見開いて俺の方を睨んでくる。

「あはははは! 馬鹿じゃん? 勝手に話進めといて、何なのよ」

「まあ、まあ、良いじゃん、夏目さん」

 俺等を馬鹿にしたように高笑いしている夏目を、隣の優男が止めた。

「男子テニス部的には構いませんよ。元はと言えば、俺達の申請が遅れたせいで迷惑をお掛けしているんですから」

 やっぱり、男子テニス部の部長のようだ。そして、男子部の部長は夏目に再び向き直る。

「綺麗に使って貰えば良いんじゃないかな? ね、夏目さん」

「勝手にすれば良いじゃん!」

 そう言って、夏目は会議室を飛び出してしまった。そして生じた重たい沈黙は、場違いに間延びした声が打ち破ってくれた。

「じゃあ、文化祭実行委員会からの正式な依頼という形で、学校側には申請するねぇ。テニス部の顧問の先生とぉ、校長先生からの許可が出たら、今のところ保留となっている十五団体には、出店許可を出す形にさせて貰うけどぉ、良いかなぁ?」

 もちろん誰も反対する奴はおらず、そのまま次の議題へと流れていった。まるで、テニスコートをめぐるやり取りなんて元から無かったんだとでも言うように。

 生徒会に女子テニス部の生徒もいたから、その娘に女子テニス部への説明は任せ、一つの禍根も残すこと無く会議は終わった。

「大丈夫?」

「うん」

 それが、会議が終わった後に俺と紫藤が交わした会話だった。それだけか、と言われてしまうかもしれないけど、たったその一言を言うのに、どれほど苦労したことか。

 三々五々帰っていく生徒達を見送り、俺は会長にお礼を言うために立ち上がる。

「おつかれ~」

と手を振ってくれる会長に近付いていき、会長のお陰で助かったとお礼を言う。

「海渡くぅん。私は怒ってるんだよぉ」

 わざとらしく両腰に手を当てて仁王立ちになる。

「あんな事されても、まだ彼女を信じるの?」

「信じるっていうか、どうしてあんなことしたんだろう、ってことを訊きたいですね。苦しんでいるんだったら、聞いてあげたいですし」

「海渡くん・・・・・・」

 紫藤さんがガックリと肩を落とした。

「恋は盲目って言うけど、ここまで行くと怖いよぉ」

 そんな有り難い一言を承って、俺達は自分の持ち場に戻った。

 倉庫に戻ってからも、俺は生徒会室での夏目について、何も言わなかった。言えなかった、というのが正しいのかもしれない。

笑って済ませて良い事でも、俺なんかが深刻に受け止めて良い事でも無いと思った俺は、ただだまり続ける事しかできなかったんだ。

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