2、 よみがえる
ハワイを泣く泣くキャンセルしたじゃらねっと一家。でも、あきらめず…
ハワイ行きはキャンセルとなってしまったが、そのぐらいで諦めるじゃらねっと一家ではなかった。
ピーク時、特に年末年始やお盆は出発日の40日前からキャンセル料がかかるが、とっくにその時期は過ぎてしまっているのでキャンセル料を支払った。
3万円×5人分=15万円
これはかなり痛い出費だったが、新たな旅行を申し込む際に帳尻を合わせようと考えた。
年末出発となる、とすでに12月に入っているので急いで申し込まなければならないので、
早速一人で近くの旅行代理店に飛び込んだ。ハワイやグアムは込み合っているので行き先を変え、どこかアジアシティーに行こうということにぱんと決めた。
「シンガポールか香港でまだ空いているツアーはありますか?出来ればシンガポールの方がいいんですけど」
「大手のツアーは結構早く締め切りしてしまいますので、中小の旅行会社のツアーを探したほうがいいかもしれません。パンフレットで問い合わせしましょう」
そして、一枚びらパンのフレットを持って来てくれ
「これだったら大丈夫かもしれません」
「あー、そうですか、じゃあ12月30日か、31日の出発で空席を調べて下さい」
一生懸命調べてくれたが、両日とも満席だった。
幸いぱんの休みは5日までなので
「元旦発も調べてみてください」暫くして
「その日なら空席があります。」
「そうですかー、じゃ、1日の出発にします」
ホテルは幾つか選択出来るようになっていてその中にはシンガポールに行ったら是非宿泊したいと思っていたシャングリ・ラホテルが含まれていたので、迷わずそのホテルに決めた。
飛行機も希望のシンガポール航空が予約出来た。
「有難うございます。お陰様で海外旅行に行けます」感謝、感激!
そして申し込み金を再度支払った。
申込金 3万円×3人=9万円
旅行代 14万6千円× 3人=43万8千円(諸費用別)
キャンセル料と合わせ 58万8千円
もしハワイに行ったとしてもそのぐらいはかかった(それ以上かも)と思うので、帳尻も合わせられラッキーだった。とにかく、また海外旅行に行けるのだ。