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始まりのプロローグⅡ

宿題やってないや…どうしよう…

そうだ、そんな時は現実逃避。 流石オレ、オレってば天才ねっ!!


 そんなコンナで、小説書いてます。 暇な人は見に来てね!!



 こ こ は  ど こ  だ ろ う ?



一般的には 霧 と言った、モノで自分の周りは取り囲まれている


まるで、何かを隠すように。 まるで、私は歓迎されて無いように。



本当に…ここは何処だろう?


 自分の記憶には支障はない。  支障はないと言っても、何処かの記憶が抜けてるかも知れないから

断言は出来ない。




 たしか…佐藤に告白され、いつも通りに小説をあさり

いつも通り単調でいて機械のような日常 だった、はず…?




 ぁあ、今日は違ったか、たしか、オレは可愛い少女を助けて死んだんだっけ?

まぁ、別に構わん。

 別に、自分に初めて意識が芽生えてから…ずっと ずっと この世界には飽きていたから。



 テレビを付けるといつも『誰々が死んだ』『アイツが俺の息子を殺したんだ!!』『~大統領が暗殺されました』『大麻を使用した芸能人の…』


など と、言った心底ドウデモイイ話ばかりしている。 オレは、そんな話は聞きたくは無いんだ。

 もっと、アニメの話 とかをテレビに映してほしかった。 理由は知らんがな



 まぁ、そんなコンナで現実逃避。 助けたはずの少女が目の前に立っている



 そんな現状に無機質な俺の心は『あぁ、助からずに死んだのか?』とか『ここは、中二らしく コイツは神でオレは、間違って死んだ』とか、と思ってみる。



 まぁ、死んだ奴には人権と言ったものなど無いからな。

故に、死人に口なし。 最高の言葉だ



 さて、久しぶりに知らない人に話しかけるわけだが…オレの口はちゃんと動くのかな?



「オイ、そこの子供(ガキ)


 いつも通りに、動くらしい。

今は、頭に何も入ってないような気がして物凄く冷静な状態でいられる。



「は、はい? 私のことですか?」


 この、白ワンピースの幼女は、颯に子供(ガキ)と言われ、戸惑った顔をしながらも颯に返事をした。



「そう、お前だ。 いきなりだが…ここはどこか知ってるか? 知らないなら良いけどな」


 颯は、少しだけ困ったような顔をしながらそう答えた



「ここが何処か知りたいと? いいです、教えてあげましょう」


 (はやて)は純白の少女の口調が少し変わったことに気づいたが

あまり、気にすることではないと思い 少女の言葉に相槌(あいづち)をした。



「ここは…貴方達人間で言う、天国の一歩手前の控え室です」


「は? …本気で言ってるの?」


 少女は真剣な顔でそう答えた。 颯は、その答えに疑いの視線を少女にかけるがすぐに中断した。

颯の反応はあたり前だ。 少女は真剣な顔で本当のことを言ったようだが、颯にしてみれば、ただの中二病患者にしか見えない。



「本気の本気ですよ。 因みに私は、種族的には『神様』です」


「……、もう何も言うまい」


「それで、今の部分までを飲み込めたとして次へ進みます」


 颯は、突然の神様発言に焦り、神少女は、そんな颯を気にせずに次へ次へと話を進めていく。



「ちょ、まt」


「何故ここに呼ばれたか分かりますか? 分かりませんよね。 貴方がここに呼ばれた理由は“私を助けたから”です」


「…、なんで貴方を助けたからここに呼ばれたのですか?」


「理由はいたって簡単。 貴方は、恩はあだで返しませんよね? ソレと一緒です。

 助けられた恩は、いつかちゃんとその人に返す。 ソレでこそ人間同士の共存です。 私は、貴方達人間の法に従ったまでです」


 少女は、当たり前のようにスラスラと話していく。

颯は、無視されたことに少し、イラつきながらも神様に問う。



「つまり、オレに助けてくれた恩を返したいと? …別に恩を返されて悪い事はないけど、オレはもう死んでるし…何を返すって言うんだ?」


「何を返すと聞きますか…。 まぁ、一応決まってるんですけどね。 貴方には、もう一度人生をやり直してもらいます」


 颯は、本当に分からないと言った顔をしながらも神少女に話を合わせるが、少女はまるで、決定事項を言っているが如く話している。



「人生を…やり直す?」


「はい、『人生』です。 人が生きると書いて人生じんせいです」


「はい、良いですよー。 …って言うと思ったか? オレは―――イヤだよ」


 神様の答えに少し疑問を覚えながらも、すぐさま反対する。 その言葉に少女は、少し困った顔をした。

しかし、そんな少女に颯は



「何度、やってもオレは所詮オレのままだ。 人生をやり直したところで変わるわけでもない。

 そんな、人生を送るのだったらこのまま死んだ方がマシだ」


 生きることは変わらないが、このままの状態で今まで通り生きるのなら、根本的な意味…起源きげんが変わらないのだ。

起源とは、生きる理由…すなわち存在理由。

 颯自身、自分で起源を考えたことはあったが、全てが『微妙』や『中途半端』などと言ったどうでもいい答えしか導き出せなかった。



「死んだ方がマシ ですか…? たとえ、その世界に魔法・魔術が在ったとしても?」


 神少女は、颯の答えの意味がわからないと言った顔をし、魔法や魔術で颯を試し見た

しかし、颯の答えは揺ぎ無かった。 故に、堂々と神様に不満を言う。



「ぁあ、在ったとしてもだ。 所詮科学と何も変わらないだろ? まぁ、魔法とかの方が強そうだが…

それに、魔法なんて使えても魔力とかがないと全然役に立たないじゃないか」


「そのことは、心配しなくてもイイです。 魔力が大きくて、身体能力も鍛えるほど高くなり

学校にはきちんと通えて、普通より運があり、家族も裕福で優しい。 ソレに何よりも…一つ下の双子の『可愛い妹』が出来ますよ?」


 颯は、 可愛い妹 のところで、顔を引きつらせた。 その顔を見た少女はニヤリと心の中で笑う。

そして、少女はいい考えを思いつく。 ソレは物凄く卑怯で人間の欲を絞り出す如く



「まぁ、ゆくっり考えてみるといいです。 ここの、契約書にサインをしてくれれば契約完了。 今、言った一通りのことを約束します」


「っふ、そんな事言っても、オレは聞かないよ?」


「そんな事言って~…今、貴方―――契約書にサインしてますよ?」


 颯は、どうだ!決まったと言う顔をし、神様は颯の行動に天使のような悪い笑顔をした。



「ぇ? …し、しまったぁああああああ」


 颯は、一瞬ポカーンとした顔になったが、自分の過ちに気づいたが既に時遅し



「まぁ、コレにて契約は終了。 少し、変わった所が有りましたら、すぐに連絡させていただきますので…それでは、また何処か出会いましょう」


 神様は、颯の叫び声にも目をくれず、簡単に自分を仕事を話した後に颯に、礼をして後ろに振り返りそのまま歩いていった。



「ちょっと、まっt」


そんな神様に、颯は慌てて弁解をしようと思い、一歩足を進めた。 そしたら、イキナリ意識が真っ暗になった。




そんな、幸せ(不幸)な少年の物語…



       全ての始まりにして…

                    ●■▲〇×★‡




                          始まります







 はいはい、意味不明ワロスワロス。


感想・疑問・ツッコミ・誤字脱字 など あらゆる点のモノをお待ちしております。


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