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10:彼女の思い2
あの日以来、私は携帯に依存していた。
彼からLineの返信が来るたびに、少しだけ君を感じることができる。
ピコン
「あ――」
小さな、小さな幸福の感覚。届かないと思っていた君が、返信が来るたびに、ここにいることを感じることができるので、私は頻繁に彼にLineを送る。
彼から返信が帰ってこない。君の成分が少し足りなくなってきた。
はやく返信して
ねぇ早く早く
ねぇねぇねぇ
ピコン
ようやく彼から返信が帰ってきた、ああ幸せ。
あの日以来、私は携帯に依存していた。
彼からLineの返信が来るたびに、少しだけ君を感じることができる。
ピコン
「あ――」
小さな、小さな幸福の感覚。届かないと思っていた君が、返信が来るたびに、ここにいることを感じることができるので、私は頻繁に彼にLineを送る。
彼から返信が帰ってこない。君の成分が少し足りなくなってきた。
はやく返信して
ねぇ早く早く
ねぇねぇねぇ
ピコン
ようやく彼から返信が帰ってきた、ああ幸せ。
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