第一章 世界最強に至るまで
「今日もスライム5匹だけかぁ〜」
俺は、アルキス 容姿普通、運動能力普通、成績も普通、戦闘能力も…普通………ふつうだよ?……ふつう…嘘ですごめんなさい
国の誰よりも弱いと自負しております。
ステータス
【アルキス】 種族 人間かな
レベル11 性別 男だよ
歳 15歳 あら好み
スキル
残念まだないよ
攻撃力 98 あと少しで子供に届くね
防御力 63 一回攻撃当たると死ぬかも
魔力 69 微妙だね
運 3 がんばって
加護ないよ
俺のステータスはいろいろと少しおかしい、何故か変な文書が書いてあるし弱すぎる
子供でも平均150はいく
1番強い人で5687ヤバすぎたろ
しかも俺はレベルが上がってもステータスが上がらない
「あの〜アルキス様の魔石は買い取れないです」
自分のステータスを思い出していると美人に話しかけられた。
おっと忘れてた俺は、生活資金を集めるため
スラミア王国の冒険者ギルドに来ていた。
そしてこの美人さん買い取れないと言いやがる
「なっ………なぜ?」
「冒険者登録済ませてない方の買い取りは証拠(討伐記録)がわからないので無理です
もう、20回目ですよ」
そう俺は素材が売れないステータスが平均より下だから冒険者登録ができないだから俺は、
「なぁ〜に、タダではありませんぜお姉さん」
「なっなんですか」
「ちょうどここにスライムの魔石見たいな宝石がありますよ、冒険者登録してくれたら……」
「いりません」
あっそうっすか
ちょっこわいななんかニコニコしてるのに圧を感じるぞこの受付美人
「じゃ、じゃあまたきまーす」
「来ないでください」
そうして冒険者ギルドを出て俺は思い出した
「はっ、お金がない……だと」
くそっ美人さんのせいで忘れててた
このままでは5日連続馬に髪の毛をガジガジされてしまう
「はぁーどうしよっかな」
そんなことを考えながらウロチョロしていると泣きそうな人がついて来てるのがわかった。
(えぇ〜なんで俺についてくるんだつかだれだ)
その子はよくわからない変な格好してるし
スラミア人にしては珍しい黒髪ポニー
整った幼さが残る顔立ちでなんとも見ていてぽわぁ〜となる
そして腰には大きな金貨袋が………金貨袋ろぉーー
よし!困ってるみたいだし助けてあげよう
「君どうしたの、困ってることがあるならいいな」
ふっキマッだぜっこれで助けを求めてくるはぶはっ
「うわぁぁぁぁぁーん」
それでなんで道の真ん中で泣きついてきたんだ」
「んっ、ぐすうっうっ」
いつまで泣いてんだよ大変だったんだぞ道の歩いてる人に「まぁあんな小さい子泣かせて」とか「うわぁ最低」とかいろいろ言われて……俺も泣こうかな
「巻き込まれて、ぐすっ追い出されたの
うわぁぁぁ」
「わかったからひきっつくな!鼻水がつく」
何言ってんのか全くわからない
「他には?」
「ぐすっ、女神様が1番弱い人がこの街にいるから行けって」
ようやく泣き止んだか、つか弱い人って失礼じゃね、俺だってぇ赤ちゃんより強いしぃ一部の子どもよりつよいもん!
あっ悲しくなってきた
「わたしのこと養ってください」
「断る!!」
何言ってんだこいつ俺お金持ってないんだぞ
早く逃げた方がいいかな
「なんでですかぁ!!」
「いや俺お金持ってないし早くちがう人のところに行った方がいいぞ」
「結婚してもいいですよ? ずっと美少女といられるんですよ」
「しねぇよ!つか自分を美少女とかいうんじゃねぇ」
わかったこいつ残念系美少女だ関わらないほうがいい いいんだがこついお金持ってるし少しだけ話そうかな
「お金なら持ってますからぁ」
「おっ、そっそうかなら安心だな、ちなみにどれくらい持っているんでしょうか?」
「金貨30枚」
三十枚!!すごいぞすごい、それとさっきまでの印象で気づかなかったがこいつ結構強いんじゃねお金もちだし冒険者登録して俺の分まで売ってもらえば………ふふふ
「そうかそうか三十枚か、なら大丈夫助けられるぞ」
「ほんとっ!!!」
うれしそうにしやがって………俺の良心が……ごめんなさいお父さんお母さん
「まずは宿だなそれからは明日考えるか」
「はい!!」