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狂った世界に私はいらない、狂った私に世界はいらない  作者: 毒の徒華


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夢日記 2025.8.26(火)




 私は電車に乗っている

 果ての地を目指して電車に乗り、果ての地で降りた


 ド田舎の駅って感じで、草ばっかり生えてて他には何もないけどここには何かがある。

 数人は私と別の方向(列車から見て右側)に行っていた。

 私は左の方に行くと、ガーデンのような場所があり、するとみるみる暗黒が迫ってきて自由に動けなくなっていく。

 もう少し頑張れば行けると思ったけど、腕にからみついた暗黒でかなしばりみたいに身体が完全に動けなくなり、私は夢の中で目が覚める(まだ夢の中)。

 全く動けないのは初めてだった。


 そこで一度意識は途絶え、再度電車に乗っているところからスタートする。

 2回目はその最果ての地に行く為の条件を満たすために試行錯誤しながら再度電車で移動し、暗黒を回避し、果ての地を行くために作戦を考える。

 なんで果ての地を目指しているのかは分からないけど、私は果ての地を目指していた。


 果ての地に再度ついたら、壌土を耕し作物を収穫していると暗黒が来ないという法則を見つける。

 リアル視点からゲーム視点になり、私は急に農業のゲームを始める。

 私は暗黒を放つ巨人から逃れる為に農業をやった。

 私が壌土を耕して作物を収穫していると暗黒の巨人は私以外の者を狙うようになり、難を一時的に逃れた。

 しかし、その暗黒の巨人の正体は私の子であった。


 暗黒の巨人は共に果ての地を目指した者と私の子であると告げた。

 私は結局果ての地で何がしたかったか分からないまま、痛烈な金縛りを体験してそのまま別の夢に落ちて行った。




 ***



 場面は学校だ。

 前の人から渡された封筒の中に入っていた千切れた消しゴムの数を数えなければならなかった。

 机が2分割されていて、その隙間に消しゴムのカスが落ちていって数えるどころじゃなくなった。

 隣りに座ってた子がそれを見かねて私からその消しゴムのカスを全て預かり、数えていた。


 アズキバーを渡され、私はアズキバーを食べていた。

 夢の中だったけど、めちゃくちゃ美味しかった。

 せいぜい私たちは小学生くらいだったが、その中


「私は16年もの間眠っていました」


 という知り合いの女性が目覚めた。

 私たちは小学生なのに、16年前のこの女性と知り合いなのはおかしい事だ。

 私が変だなと知覚した時点で私たちは一変する。


 16年後の姿に子供たちが一気に様変わりして、お互いに「え!? お前がお前!?」みたいな感じになる。

 私もその中に含まれていた。

 時間の流れが止まっていた現実が動き出し、私たちは急に成長した。


 私たちは学生で、5人くらいのグループ。

 その友達の内、2人は違法薬物をやっていた。


 私が「やめなよ」と言う。

「でも、これ捨てたら……」と女の子が泣きながら言っていた。

「私が代わりに捨てるから」と言って袋ごとあずかろうとすると、その女の子の周りに男たち(学生)が取り囲んだ。

 違法薬物を捌いている男子たちだ。

 こいつらは非常に過激派で、暴力も辞さない。


「お前らも打つか」


 と注射器を持って逃げられないように私たちに違法薬物を注射しようとする。

 断固として拒否をしていると、覚醒剤じゃなくて液体洗剤を注射器に入れて注射しようとしてきた。


 でも、私はそいつらの戦闘役の人と戦ってボコボコにした。

 かなり相手も強かったけど、それ以上に私の方が強かった。

 半殺しくらいにした。


 リーダーの男が車に乗って私たちを追いかけようとしたけど、私が戦闘役の人をボコボコにしたことによって運命が変わった。

 本当ならその人たちから逃げまどって車でカーチェイスするところだったけど、私たちはその場にとどまった。

 リーダーは車で他の連中と、今だ変わっていない運命の中を走り出して迷走した。


 友人男がこの件で相当参ったような顔して雨の降る路肩に座っていたから、私は声をかけた。


「夢の話だし、笑っちゃうかもしれないけど、私は身体中を暗黒に包み込まれて動けなくなったことがあって、それがこの世で1番怖かった」


 と、自分の見た夢の話を夢の中でしてた。


 そしてこれも夢だと私は分かっていた。

 起きたときに夢を忘れないようにメモを取っていたけど、そのメモも結局夢の中のものであり、取り出すことは出来ない。

(だから起きてから忘れる前にこうして急いでパソコンに打ち込んでる)


 場面は学校からだったが、いつの間にか高速道路の小さいサービスエリアみたいなところに変化していた。

 そこの建物に暗黒と、触れたら生気を吸い取る触手(木の根みたいなやつ)が巻き付いていて手が付けられない状態になってた。

 何故そうなっているのかは分からない。

 しかし、このままでは徐々に暗黒が進行し、世界は滅びるだろう。


「丁度こんな感じの暗黒に包まれて、全く動けなくなったんだ」


 と、続けて私は男の友人に説明する。


 そこで私は考えた。

 暗黒の反対側にある生気を吸い取る触手にプラスの思考を流しこめば暗黒は消えるのではないか。

 一か八かの賭けだったが、数人で楽しかったことを沢山思い出しながらその触手に触れると、私たちから出るプラスのエネルギーが触手に伝わり、暗黒を消し去って行った。


 そしてハッピーエンド。




 という夢を見た。

 暗黒に飲み込まれて行って身体が動けなくなったときは「もうダメだ」と思った。

 果ての地に行きたかったけど、何をしに行こうとしてたのかは分からない。


 夢の中で夢の中から目覚めるっていうのも何度か経験してるけど、本当に夢から覚めると身体が動くことに安心した。

 夢の多重構造の中にいると、自分が夢の中なのか起きているのかあいまいになる。

 でも、私は「あ、これ夢の中だ」と比較的気づくんだよね。


 この世には存在しない美しい風景を残そうと写真撮ったりすることが多いんだけど、夢の外には持ち出せないから本当に残念。


 息をのむほど美しい景色なのに。




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