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夢日記 2024.8.9(金)




 私は理科室にいた。


 そこには、現実で死んだはずの親友の山子がいて、一緒に授業を受けている。


 山子は今にも死にそうな顔をして「大事な人にはきちんと話しておきたい」なんて意味深なことを言って複数人を呼び出した。

 その中に私も含まれていて、山子に呼ばれた方に行くと山子は言いづらそうに何かを言おうとしている様子。


 山子は苦笑いをしていて、他の複数人も笑いながら山子の話を待っていた。


 でも、私だけは笑っていなかった。

 話の内容なんて聞かなくても分かっていたから。


「本当は死ぬんだろお前」


 って思っていたから。

 周りは「なんで笑わないんだよ~」とか茶化してきたけど、そんな話を笑って聞けるはずがない。


 山子はなんとなしにそんな話をした後に、おもむろにどこからともなく人間の頭の模型を取り出して、鼻先を指さしながら


「今の人生、鼻で言うと今ここの頂点にいる」


 って言ったから、私は


「鼻の頂点はここやで」


 と、目と目の間くらいにある鼻の部分を指さした。

(これは、『セトウツミ』にも出てくるのだが、内海が言っていた内容。kwskは漫画やドラマを観てみて)


 私がマジレスするものだからその場が白けてしまって、解散になった。


 山子は死にたい訳ではなく、地球の反対側に行きたいんだという内容の歌を隣にいた男子生徒に歌っていた。

 さっきは茶々を入れて申し訳なかったので、山子に謝罪しようと私は話しかけた。


「山子、さっきは悪かったよ。昼休みか放課後話そう」


 そう言ったけど、夢はここで終わって話すことはできなかった。




 山子の夢を何度も見る。

 せめて死ぬ前の最後に話くらいしたかった。

 前までは「行方不明なのが見つかった」っていう内容だったけど、最近は「最後に話をしよう」って内容になった。


 死んでるって分かったからかな。


 特別悲しいって気持ちは湧いてこないのに、夢の中ではいつも山子のこと探したり話をしたりしようとしてる。

 気付いてないだけで、結構自分は傷ついているのだろうか。




 ***




 私たちは体育館に集められていた。

 市長(殿)の婚約者が逃亡してたのが捕まったらしい。


 市長は40代くらいで、婚約者はまだ高校生くらいの女性であった。


「そりゃ、嫌がって逃げ出すよな……」


 と、思いながらも市長(殿)の言う事は絶対なので私たちはそれを見守っている事しかできない。

 私たちの一定数は体育館の壁に設置されている謎の棚に座るように言われた。私もその1人だ。


「棚になんてどうやって座るんだよ」


 と、思って困惑したが、いざ座ってみると結構座り心地が良かった。

 そこから市長(殿)のありがたい話を聞く時間が始まるのだが、学校に一定数いる不良たちが、私の向かって左の方で好き勝手していた。


 タバコを吸ったり酒を飲んだり、大声での談笑をしていたり。


 そのせいで他の同学年の在校生が必死に市長(殿)に謝罪をする羽目になった。

 それを見た担任教師が激怒して竹刀を片手に


「お前たちのせいで100人が謝罪させられたんだぞ」


 と、ビシバシ竹刀で不良生徒を殴る殴る。

 本当に殴っているので、これが令和の時代に映像として流れたら大問題になるレベル。

 私は心の中で「竹刀を奪って殴り返せばいいのに」と思っていたが、不良生徒たちはそうしなかった。


 不良生徒も一時は言う事をきくが、結局「今何時~?」などと勝手な発言をして反省をしていない様子で、また在校生が謝罪させられた。




 ***




 目を覚まして、時計を見ると夜中の01:30くらいだった。

 もう一度眠ると山子の夢を忘れてしまう。


 一瞬起きて、夢の内容をざっくり内容のメモとっておいてまた眠った。


 最近、22:00くらいに眠って、01:30~02:00くらいに一度目を覚ましてしまう。

 結構長い間夢を見ている気がするので、目を覚ました時の感覚的には04:00くらいなんだが、眠ってから3時間~4時間で目を覚ましてしまう。


 暑いからかな?

 それともダイエットのせい?

 それとも、睡眠薬が効きづらくなったからかな。




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