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狂った世界に私はいらない、狂った私に世界はいらない  作者: 毒の徒華


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夢日記 2024.4.21(日)




 友達から、リムジンみたいなでっかい車をもらった。THE★アメ車みたいなゴツゴツした車。

 私は運転してみたかったけど、でっかい車を家に置く場所がなかった。アパートの頃の駐車場は2台までしか置くことはできない。

 だから大規模な工事が始まった。警備員的な人がめっちゃきてくれて、私のそのでっかい車の為に夜なのに工事してくれてた。




 ***




 私はバス停にいた。

 高速道路にはバス停はないけど、高速道路のバス停で待っていた。

 そのときに、いつも同じバスで鉢合わせする長髪・長身のお兄さんがいて、私はその長髪のお兄さんが気になっているのだが(好きとかではなく、凄く気になっている)、そのお兄さんが私の隣に座った。

 その時の私「(お、お兄さんが私の隣に……!!!)」ってなってテンパってた。

(いやこれは浮気などではなくて私の病的な長髪男性好きのせいで希少な絶滅危惧種の長髪男性が気になっているだけであり現実の方ではお兄さんの名前も知らないし声もかけていないしこれからも声をかける予定はないしだからこれは浮気ではない)(早口)




 ***




 私は今の夫ではない人と結婚していた。

 それに対して、夢の中でも拭いきれない違和感を覚えていた。

 私はこの人のどこを好きになって結婚したのだろうと、ソファーで新聞を読む、裁判所書記官の夫を見つめる。

 どうにも抱き着いたり、腕を組んだり、そういうことをしたいと思えない夫であった。

 夜であると言う事もあって、私は寝る為の布団を敷いていた。あの冴えない夫と一緒に眠ることに物凄い違和感を覚える。

 ナイフを2本、護身用に枕の下に入れて布団敷きは完了した。


 と、家の中にいたはずなのだが、急に私はスーパーの中にいた。

 スーパーの中から家に戻ろうとするが、鬼が発生し始めた。鬼に気づかれたら無事では済まなかった。

 物陰からゆらゆらと黒い影のようなものが出てきて、他の客の影に隠れながら移動する。

 鬼が人間を捕まえて催眠のようなものをかけていた。鬼は片手には棒を持っていて、もう片方には蝋燭を持っていた。八の字に棒を振って呪文みたいなものを言った後に、持っている蝋燭を食い千切って儀式は完了(蝋燭に火はついていない)。

 私は冴えない裁判所書記官の夫と、2人の子供のところに戻ってきた。いつの間に子供がいるのか。

 私にとってまったくしっくりこない状況であったが、一応その夫と子供を守る行動をした。鬼が持っている棒と蝋燭を奪い取って、その鬼に鬼がしていた暗示を見様見真似でかけてみた。

 最後の蝋燭を噛み千切るとき、なかなか噛み千切れないし、蝋燭は粘り気があるというか……パキパキなのに粘り気があってへんな食感だった。それに、変な味がしてめちゃくちゃ不味い。


「私はこの町の支配者だ。お前がこちら側につけば命は保証する」


 と、鬼に言って裏切らせた。

 改めて夫を見てみると、やはり現実の夫と比較してまったくパッとしない夫で、私は何故この人を夫にしたのか全く納得できなかった。




 ***




 前後の夢は覚えていないが、手術用のライトのようなライトの光が3つのときは狂気の人格になり、4つのときは主人格が出る女性をぼんやり見ていた。




 ***




 というところで目が覚めた。


 私は結婚願望はないので(でも結婚しているが)、特にこう……特記するべきところのない普通のおじさんと結婚することは絶対にないのだが。

 夢の中での違和感が凄かった。

 きっと、現実で同じ状況になったとしたら、私はそういう凄い違和感を覚えながら結婚生活をしていたのかもしれない。

 なんて恐ろしいことだ。

 早く結婚したいし、妥協してこの男でもいいか……などという考えの元結婚するとこのような違和感を永遠に抱えたまま結婚生活をすることになるなんて、その辺のB級ホラー映画よりも恐ろしい展開ではないか。

 夢で自分の別の人生を見て震えた。




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