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狂った世界に私はいらない、狂った私に世界はいらない  作者: 毒の徒華


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夢分析




 今日は自分の夢と現実の境目をさ迷ったので、その話をしようと思う。


 朝方、自然に目覚める頃の時間。

 覚醒しているように思考ははっきりとしているが、夢との狭間で、「これは夢だから好きな夢を見たい」と念じても、目の前の「画面」は真っ黒のままで「流石に好きな夢を自分でコントロールできないか。動けないな」と思ってたら、夢の世界に映像が出てそこに自分が投入されて「よし、自由に動ける」となって、夢の中の自分の身体を自由に動かすことができた。


 私はよく夢と現実の間の世界にいくことがある。夢にはいくつかパターンがある。


 1.夢を夢と気づいていない。夢の中の世界で戦っている。

 2.夢の中で夢だと気づいて、全力で自分の好きなことをする。

 3.夢だと完全に気づいているが、思い通りには動かせない。

 4.殆ど覚醒しているが、夢との間を行き来しており、脳がマントルに吸い込まれて行くような感覚に陥る。


 というフェーズがある。

 因みに寝るときは睡眠薬のおかげでほぼ何も覚えていない。

(睡眠薬最高!)


 寝るのは最高の娯楽。

 寝る以外の娯楽なんて、私にとっては大したことない。現実なんて悩みが多くて毎日退屈でしかない。

 不眠症の私には睡眠薬は魔法の薬。眠ってるときの夢の中がどれだけ楽しい事か。

 そこには現実のしがらみなんてものは一切存在しない。

 町を滅ぼしても、空を飛んでも、ゲームをしてても、ゾンビと戦っても、旧友と遊んでいても、伴侶の手を握っても、何でも許される。何でもできる。何もかも忘れて幸せな世界にいられる。

 目が覚めた時にどれほど残念に感じる事か。


 夢の中でも感触がはっきりあるので、痛みも感じるし、触れた感触もある。風も感じることができるし、暖かさも感じる。

 もっと長い間夢を見ていたい。1日寝るだけで1日分くらいの夢が見られたらいいのに。

 ずっと眠っていたい。

 潤沢な資金があれば、私は人工的に植物状態になりたい。

 そうすればずっと夢を見ていられるのに。




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