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狂った世界に私はいらない、狂った私に世界はいらない  作者: 毒の徒華


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夢日記 2023.7.17




 私はナイフ1本で都心部の人が密集しているところで、狂ったようにナイフを振るって人々の背中を切り裂き続けた。

 現実では到底できないアクロバットを決め、次々に逃げまどう人を切り裂き、殺していく。

 死者数は100以上。

 私はその狂っている私を別の場所から傍観していた。


 私には3つの人格があった。

 獣のように人を殺すことしか考えていない凶暴な私。

 見知らぬ死体が増えていくことに恐怖を感じている私。

 そして、何も感じない私。


 専ら殺しは凶暴な私が受け持った。

 殺す方法は何もナイフだけじゃない。車で轢き殺したりもした。

 人格が交代した後、母の車が血で染まっているのを見て「母が殺してしまったかもしれない」と思い込み、怯える私は車についた血を洗った。


 しかし、何も感じない私は知っていた。私をいじめていた3人を1人1人車で轢き殺そうと凶暴な私が母の車で殺したことを。

 1度フロント側から轢いて、そしてバックして轢いた。何度も何度も前進、後退を繰り返して私はいじめっ子1人を殺したのだ。

 そしてあと2人のいじめっ子を、どうやって殺そうか考えている内に目が覚めた。




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