表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/95

夢日記 2023.2.21(火)晴れ




 私は高校時代の同級生のさち子と一緒に修学旅行に来ていた。

 旅先の旅館で共同の風呂があったが、私はタトゥーが入っているために入れなかった。仮にタトゥーが入っていなくとも、共同の風呂には衛生的な観点から入ることができない。

 和室だった。10畳ほどの広い和室の隣に大きな風呂がついていた。

 よく考えれば、畳の横に風呂があったら畳がカビてしまうだろう。




 ***




 フラっと入った船のような建物で、私の好きなバンドマンのソロ活動者がライブをやっており、人だかりができていた。

 だが、ヴォーカルがどこにいるのかなかなか見つけられずに、漁をする船の中のような武骨な鉄骨の中を私は人をかき分けて歩いた。その途中で施設内が停電になって皆大慌てになっていた。停電の原因は不明。

 そこに、さち子宛てに電話がかかってくる。


「電話出なよ」


 と私が促すと、さち子は家族かららしい電話に出て話をしていた。その場からさち子がいなくなり、私は好きなバンドのヴォーカルを眺めていた。

 しばらくすると、さち子からビデオ通話があり、緊急退避しなければならないことを言われた。

 その画面には牛が4体から5体草原だか牧場だかで死んでいる映像が映っている。

 そして、その船の中のような建物は実際に船で、私が船の内側から出ると、海に無数のトドか、オットセイがいた。生きているのか死んでいるのか分からないが、船はその海と肉の海の中を容赦なく進んで行って轢き殺していった。


 空は青かった。

 海も青かった。

 しかし、ひき殺した者たちの血で徐々に赤く染まるだろう。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ