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化け玉  作者: 津嶋朋靖
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38 森の中

マンサクとキクとユリが帰っていく。


39 青竜神社

  人間の姿のままの、こざくら達の前で長老が神主の姿に化ける。

神主「さて(こざくらとぼたんとらんに向き直る)

  人間に化ける事によって、お前達は人間の言葉も喋れるようになった」

ぼたん「え? そうなの」

神主「だが、まだ人間を化かすには人間の事をいろいろと勉強しなきゃならん。

  これからわしがミッチリ教えてやろう」

ぼたん「うえ(嫌そうな顔)」

こざくら「わーい!!(嬉しそうな顔)」

  不意に御神木様が顔を顰める。

御神木様「まて、お前達。勉強の前に使いに行ってくれぬか」

神主「御神木様、どうしました?」

御神木様「数日前、この周辺の大木によからぬ悪戯をした者がおる」

神主「悪戯ですと?」

御神木様「そのせいか、玄武神社の神木が枯れてしまった」

神主「なんと!?」  

御神木様「今、玄武神社に、人間の樹医が調べに向かっている」

こざくら「樹医ってなんですか?」

神主「木の病気なんかを見る医者だ」

御神木様「お前達には、今から人間の姿のままで樹医に会ってきてほしい」


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